人手不足の今、効果的に採用する方法とは?

2022年12月20日

皆さんこんにちは。コロナによって振り回されて全国割などで急に忙しくなった一年でしたが、今後必ず立ち向かわなければならない人の採用について今回は書きたいと思います。

若者から見た宿泊業について

コロナの影響により益々宿泊業は就職人気が下がりました。ドラマや映画の影響やリッツカールトンのクレドの文言により、旅館・ホテルがあこがれの職業になっていた時もありましたが、今は不人気産業の1つとなってしまいました。その理由は明確で平和産業の宿泊業が今や平和ではなくなり、不安定になってしまったからです。誰がコロナや戦争を予想したでしょうか。では、その若者が求めているものを書いてみます。皆様の会社ではどのくらい当てはまるかチェックリストご覧ください。

①給与
・高卒でも20万以上、大卒なら22万以上
②賞与
・年2回必須、利益無くても寸志をだす
③評価
・ステップアップ表と人事考課必須
④福利厚生
・社宅は第3者が借りたい品質
・社会保険、雇用保険、年金
・年次休暇5日間の絶対取得
・長期休暇制度(1週間/年1回)
・社員旅行
⑤休暇
・月6日は必須、理想は8日
⑥勤務体系
中抜けシフトNG
⑦制度
・育成の仕組み、研修
・面談
・経営者の想い発表
・経営方針発表会
⑧その他
・サークル活動

いかがでしたでしょうか?これでご理解いただけると思いますが、福利厚生や制度を以外にも求めているのです。今は給与よりも休暇を求めます。しかしながら注目は初任給です。私は高校生でも初任給を20万円にすることを勧めています。理由は高卒と大卒の差が本当にそんなにないのです。確かに4年の差はありますが育成手順がしっかりしていれば大丈夫です。何よりも私が全国の宿泊業従業員からの悩みは本当に改善したいです。

宿泊業で働く人の3大悩み

①結婚できる給与ではない
②結婚したとしても子供を大学まで行かせる余力が無い
③勤務体系的に結婚に向かない

実はこの悩みは給与と休暇です。確かに贅沢じゃないと非難されるかもしれません。しかし、皆さんは初任給が20万未満で土日祝は勤務で休みも不確定で変則労働勤務や中抜けシフトの会社だとして、同じ宿泊業だけでなく異業種とも比較されます。その時に選ばれるでしょうか?実はここに落とし穴があります。私が全国の宿泊業で良く聞く落とし穴の経営者の文言はズバリ・・・・・・

この地域の旅館・ホテルの中では平均より上だ

この文言が本当に多いです。若者は宿泊業だけを見ているわけではありません。その地域の異業種を含めて比べられることを忘れてはいけません。

今回は上記のような状況もあり、中々採用に苦労している経営者様へ
採用の最新ノウハウおよび優秀人材を採用するための育成・教育についてお話しております。
2023年は観光需要も戻ってくることが予測されます。是非この機会に自社の組織を見直すきっかけになれば幸いです。

人財採用の現状とコツ

では、どうすれば応募が増えて面接までいけるでしょうか?実はシンプルです。それはお客様を旅館・ホテルに集客するように力をかけることなのです。意外と下記のような旅館・ホテルの採用担当が多いです。

【旅館・ホテルの採用の現状】
①ハローワーク頼り
②とりあえず求人を出しているだけで放置
③採用専用HPが無い
④indeedのことを良く知らずに胡散臭いと言っている
⑤費用対効果を求人では出していない
⑥高校や専門学校への訪問を定期的にしていなく困った時だけ訪問の状態
⑦派遣会社にすがっている
⑧どうしてもの時はOB・OGに頼る

こちらが現状です。当てはまるものはございましたか?平均5~6は当てはまっている現状です。では次に人財採用のコツを下記にまとめました。

人財採用11のコツ

①採用専用HPを作成する
②採用専用HPの文言を工夫してキャッチをつくる
③フリー素材ではなく現スタッフの写真を綺麗に撮影する
④自社で働くメリットを打ち出す
⑤キャリアステップを明確にする
⑥求人用会社案内を作成する
⑦高校・専門学校・ハローワークに定期的に訪問する
⑧合同会社説明会に出店する
⑨自社会社説明会を実施する
⑩内定したらグリップするための辞退防止お茶会の実施
⑪応募が来たら24時間以内に返事を出す

いかがでしょうか?実はまだまだたくさんコツがありますが今回は簡易的にワールドカップもあったので11個にしてみました。採用は実は募集の段階で8割決まっています。そして2割がグリップ力(辞退させない力)です。この辺りを詳しくお伝えするセミナーがございます。

是非皆様のご参加をお待ちしております。

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