全国旅行割後の閑散期を見据えた2023年時流予測

2022年10月3日

皆さんこんにちは。全国旅行割が始まりますね。Gotoトラベルとは違いがありますが、これは十分な需要きっかけになります。しかしながら12月末もしくは来年1月末でいったん終わります。そこからが厳しい閑散期を迎えますがどうやったら勝ち残れるのか、生き残れるのかを今回は時流予測していきたいと思っております。

【こんなことで困っていませんか?】

①コロナの影響で値下げしてしまいなかなか値上げ出来ない
②物価が上昇しているが現場がなかなか値上げに賛同してくれない
③クーポン発行しても自館で使用してくれない
④集客が国の施策頼りになっている
⑤SNSやHPといったWEB戦略・戦術が進まない
⑥DX化に二の足を踏む
⑦人材不足で現場がまわらない 人材募集しても集まらない
⑧割引支援がある時は現場で忙殺されて次の一手や集客案を作れない
⑨人材育成をしておらず“おもてなし”や”清掃“に力が入っていない もしくはしてるつもり
⑩クチコミがなかなか集まらない もしくは 悪いクチコミが増えた
⑪料理が変わり映えしない 新商品開発がなかなか出来ない
⑫部屋の改装は出来ないがどうすれば良く見えるかのやり方がわからない
⑬清掃が外注でなかなか指示が出せないので品質に問題があり
⑭コンセプトが迷走しているもしくは無い どこを目指すかがわからない
⑮後継者が育たない もしくはいない

【旅館・ホテルの宿泊業でのお客様判断基準】

さて皆様いくつ当てはまりましたか?今回はほんの一例に過ぎませんが今回の指標は下記の通りです。当てはまる数でご判断ください。
0個 ⇒ 素晴らしい状態
1個~4個 ⇒ 良い状態
5個~10個 ⇒ 問題が起こっている状態
11個~15個 ⇒ かなり問題な状態

いかがでしたか?でも悲観することはございません。何故ならばほとんどの館で同じような問題が起こっています。
しかし、来年を見据えて対策を打たないと国の施策頼りになり集客が困難になったり、人材不足になったりします。
そこで今後何をしないといけないかのポイントをお伝えしたいと思います。

お客様の目は自粛していたのでかなり厳しくなっています。理由はせっかく来たのだからという気持ちが強くなっているからです。
また、普段だったら高くて泊まれない館でも割引があるから初めて利用するお客様は、高いのだから出来て当然と思ってるので期待値のハードルが高いのです。
そこでお客様は何を見たり体験して良し悪しを判断するかの基準を下記のように記します。

★ハード
①部屋②料理③風呂
★ソフト
①おもてなし②清掃③しつらえ

ハードとソフトで分けてみました。皆さんはどこに力を入れていますか?
実は何かで尖ることが大事です。全てが5点満点で4.6以上なら素晴らしいですがなかなか投資もかかるので難しいところがあります。
しかし何かで一点突破して目立つことも戦略です。でも注意しなないといけないのがこの6つは平均点が無いと厳しいということです。

【低投資で値上げしても満足度を上げる方法】

ではどうすれば低投資で満足度を上げられるのでしょうか。それは一言で伝えることが出来ます。
”お客様が触れるモノに投資する”

実はこれが簡単そうでなかなか踏み込めない経営者が多いのが実態です。理由はそこにお金かけても集客にすぐには繋がるというのが実感できにくいからです。
しかし、上手に低コスト投資で満足度を上げる方が実はあります。今回は一部お伝えします。

☆低コスト投資部門☆
①シャンプー・リンス・ボディソープ
⇒ 馬油など安いものはNG リンスインシャンプーは論外
②歯ブラシ・カミソリ
⇒ 歯磨き粉多め カミソリは3枚刃は必須
③コンセント
⇒ 枕元に必ず設置 延長コードはNG
④シャワーヘッド
⇒ ミラブルやリファがお勧め
⑤タオル
⇒ 今治タオルで白色がお勧め オレンジのタオルは銭湯っぽくNG

まずはこの5つに対してやってみる価値はあります。是非ともご検討ください。必ず効果がありますよ。また、現場スタッフの意見を聞くのも大事ですよ。

【時流予測セミナーへ参加しませんか?】

12月1日(木)に時流予測セミナーを開催いたします。ゲストにカトープレジャーグループの加藤友康氏が講演してくれます。
コロナ禍で単価アップや信者客化に成功した秘訣などを中心に今後の観光業・宿泊業についてお話しいただけます。
また船井総研の宿泊ビジネスコンサルタント陣も単価UP手法や人財定着法、WEB集客法など様々な角度から今後の時流をつかみ勝ち残るための秘策をお伝えいたします。
是非ともご参加くださいませ。皆様とお会いできるのを楽しみにしております。

 

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