ホテル・旅館経営者必見の事業再構築補助金。活用に向け必要な要素とは?

2021年4月6日

みなさま こんにちは。
株式会社船井総合研究所 観光・宿泊・グランピングチームの新井です。

一都三県の緊急事態宣言が3月21日に解除され、多く地域で人の流れが増えてきました。
弊社取引先でも、3月は、予約ペースが明らかに増加しています。
予約内容は直近2週間内の予約が多く、
コロナの感染拡大状況もしくはGoToトラベルキャンペーン再開を意識し、
先の予約は入りづらい状態が予想されます。

コロナ禍から1年が経ち、
大きく3つの変化があったのではないでしょうか。

  • 1つ目は、今回の移動自粛により、宿泊施設はもちろんのこと、旅行会社も大きな影響を受けたということです。
    オンライン予約の比率が増えた施設様も多くあったのではないでしょうか。
    コロナ禍では自社集客力、ブランド認知度があった施設ほど、予約が取れていた傾向がありました。
  • 2つ目は、感染症対策です。
    接触が少ない離れや貸別荘、部屋食、個室での食事などの特徴がある
    お部屋タイプやお宿の方へ予約が集中しました。
    また、三密回避ができるということで、アウトドアでの宿泊にも更に注目が集まり、
    グランピング施設の稼働が堅調でした。
    上記の消費者の動向の変化もあり、
    消費者のニーズ対応のため、客室2つをセットにして提供する例や、
    客室自体を改装など、従来のスタイルから変更し、稼働を伸ばす取り組みも増えています
  • 3つ目は、マイクロツーリズム。いわゆる安近短への需要の高まりです。
    実際に、2度目の緊急事態宣言の際の予約の内訳を見ると、
    県内客の割合が増えた施設が多くありました。
    GoToトラベルキャンペーン事業も、まずは県内の旅行者からスタートをする動きもあります。
    当面、マイクロツーリズムの動きは継続すると想定できます。

さて、このような変化への対応に向けて、注目されているのは、

事業再構築補助金です。

弊社でも、事業再構築補助金活用に向けたご相談は非常に増えてきております。
都市型立地や、温泉地立地など、比較的旅行者の動きがある立地の施設では、
マイクロツーリズム需要獲得に向けて、
利用頻度が高い事業への参入で活用したいという相談があります。

コロナ禍を受ける前、そして、コロナ禍でも堅調に伸びている、
マイクロツーリズムへ対応している事業の例として、スイーツ事業があります。

実際に、ネット販促も組み合わせ年間売上1億円を作っている事例もあります。
また、事業自体も、小規模投資で、専門的なスキル・経験がなくとも、
高利益率で事業が進められるということもあり、参入自体も増えている事業になります。
詳細はこちらを確認ください。

宿泊利用は、年に1~2回というのが一般的であり、利用頻度が低いという特徴があります。
一方で、スイーツについてはお土産需要だけではなく、
日常生活での利用があり、利用頻度が高いということが特徴です。
マイクロツーリズム需要の受け口として展開することも可能です。
自社だけではなく、その地域にお客様を呼び込む要素としても注目を集めています。

他のご相談としては、郊外、田舎立地で近くに空き地がある施設様では、
グランピング事業参入など、既存施設と異なったターゲット向けの施設を作るご相談を受けます。
グランピング事業については他のコラム等でもご紹介させていただいておりますので、
詳しい内容を知りたい方はこちらも確認ください。

アウトドア市場はコロナ以前から伸びており、
コロナ禍を受け、三密回避の宿泊スタイルとして更に注目を集め、今後も成長が期待できる事業です。

簡単に補助金活用のご相談で良くある例をご紹介させていただきました。
ご相談の中で伝えている、補助金を活用に向けて気を付けていただきたいポイントは、
まず、使おうとして動かなければ、何も貰えないということです。
使いたいなと思われているなら、動き出すことが必要不可欠です。
弊社でもご相談対応や情報発信を行っておりますので、
最初の一歩として有効活用いただければ幸いです。

大きな変化の時代を迎え、新たな挑戦に取り組んでいる企業が増えている状況です。
コロナ禍の現在では、移動自粛の動きが続く状態が予想されます。
ともにこの状況を乗り越えていきましょう。

ホテル・旅館向けアフターGoToスイーツ事業参入セミナー

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/071733

4月13日(水) ①10時/②13時/③16時
4月15日(木) ①10時/②13時/③16時
4月21日(木) ①10時/②13時/③16時

全日程オンライン開催

講座は2時間を予定しております。

著者プロフィール

新井 隼(Jun Arai)

入社後船井グループ子会社へ出向し、ITコンサルティング業に携わり、システムや販促ツールの導入から現場定着までの活用支援を学ぶ。現在は、地域の魅力を発信する観光業をもっと盛り上げたいという想いで、旅館・ホテルといった観光業のコンサルティングに従事。生産性向上に向けた業務棚卸とITツールの現場活用サポートを得意とする。

コンサルタントコラム

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