こんにちわ！船井総研ホテル・旅館Tです。

本日はWEBマーケティングシリーズ「業績UPの為のWEBマーケティング全集」第四回目をお送り致します。

今回のﾌﾞログでは、OTAのアクセス数UP手法をお伝えしたいと思います。

前回の記事でもお伝えしましたが、『OTA売上＝表示回数×クリック率（自社サイト、プラン訪問率）×予約率』です。

その中でも最も重要なのが今回お話をさせて頂く、アクセス数になります。

当然ですよね？どんなに素晴らしいプランを作成しても、お客様の目に入らなければ購入して頂くことはできません。

そして、ページのPVは表示順位にも影響を与えるので当然売上をUPする為には、絶対に意識しなくてはならないわけです。

本日は、「OTAのアクセス数UP手法」として大きく３つの取り組みをご紹介します。

アクセス数とは、表示回数とクリック率で決まります。そこでこれらの要素を分解すると、、、下記の３つに大別されます。

（１）OTA強化の場合は、契約形態を検討

（２）表示回数/順位＝①検索方法別1位の作り方、広告/＋機能の有効活用

（３）クリック率＝②エリア一覧ページ作りのポイント

もろもろの解説に入る前に、まずは契約形態を検討を実施しましょう。※既にサポートパック等推奨プランを選んでいる場合は飛ばして下さい。

OTAも商売です。当然、強化する為には先方の提案する契約形態をまず選択する必要があります。

契約プランによって、使える機能や表示優先に大きな差が生じます。

OTAも当然ボランティアではないので、OTA売上を伸ばすならばまずは、必ずここをしっかりと『ビジネスへの投資』として検討して下さい。

次に、アクセスUPのためには、顧客画面における表示回数を増やさなくてはなりません。これも当然の話です。

表示回数を増やさなくてはクリックが発生することはありえないわけです。

（１）表示回数/順位＝①検索方法別1位の作り方、広告/＋機能の有効活用

鉄則：直近２ヶ月間の各エージェント売上を最大要素に、表示順位は決定される。

①販売したい日程に確実に１R以上出されている。（予約日検索で表示に影響）

②エリア競合内（同一ランク宿）の最低価格と最高価格を包み込んでいる（価格設定で影響）

⇒値付けは検索の予算帯理論×じゃらんの検索予算帯を基に設定。

③連泊設定がされている（滞在日検索で表示に影響）

④3名以上限定プランを用意（1室3名以上検索で表示順位に影響）

⑤圧倒的に数売る注力プランと額を売る注力プランを作る（プラン検索に影響）

⑥宿ブログの更新頻度（表示順位に微影響）

⑦プラン登録数を増やす目安は15プラン以上（定番プラン、季節限定プラン、じゃらん限定プラン、目的別プランで構成）

⑧直近6ヶ月間の提供部屋数を増やす（ねっぱん、かんざしクラウドで一元管理を実施）

⑨直近1年以内宿泊者の好口コミと件数をエリア内で増やす。

⑩サイト内広告を利用（じゃらんの検索連動広告/楽天スーパーセール/Expedia国別広告など）

⇒検討における優先事項は、費用対予約数、費用対露出数、具体的なターゲット設定等結果予見が比較的可能

表示順位や表示回数がある程度期待できても、クリックをされなければ自ページには入らず、

予約には繋がりません。そこでクリックを誘発するためのポイントを解説致します。

（２）クリック率＝②エリア一覧ページ作りのポイント

鉄則　クリック決定の要因は「写真」と「文章」の２つだけ。

　①サムネイル画像を徹底的に意識して掲載

　　１）旅館：基本的には、「風呂」⇒「料理」⇒「部屋」の順に購入意思への貢献度が高い。＋「概観」

　　２）ホテル：基本的には、客室⇒公共スペース（ラウンジ、フロント、大浴場等）⇒料理（レストラン、朝食）の

　　　順に購入意思への貢献度が高い。＋「概観」

⇒楽天トラベルの場合は表示ムービーのサムネイル部分

⇒ビジネスホテルでは、大浴場、朝食等が重要差別化ポイント

⇒掲載写真は単なる写真ではなく、『宣材写真』としての意味がある。必ずプロに依頼する。

３）上記の基本に加え、自社の最も強みとなる部分を大きく掲載。

⇒楽天トラベルの一覧ページでは、概観を夜景で掲載、ムービーが望ましい。　　

　③宿名、キャッチ文は、自社の提供する「価値」をワンメッセージで、、、、

No.1、Only1、First1を軸に強みを探す！例：日本一の○○の宿、関西一の○○の宿、県内唯一○○の宿、○○初の宿　　など　

※エージェントによっては、宿名のみしか掲載できない

④リード文は、★や◆を利用し、ポイントを箇条書きで記入し、わかりやすさを重視。

　　⇒エージェントを利用する人は、比較的ファン度が低く、合理的（どうせならポイントが欲しいなど）思考者が多い為、

情緒的な文章より、差別化ポイントが箇条書きで分かる文体を選ぶ。箇条書きの段落わけでは、★や◆を利用し目立ちやすくする。

如何でしたでしょうか？

自ページアクセス数UPには、本日お伝えした以下の考え方が重要です。

（１）OTA強化の場合は、契約形態を検討

（２）表示回数/順位＝①検索方法別1位の作り方、広告/＋機能の有効活用

（３）クリック率＝②エリア一覧ページ作りのポイント

本日お伝えした内容は基本的な項目です。まずはこれらに抜け漏れがないか確実にチェックをしましょう！

また広告等に関しては各エージェント内で、様々な商品が用意されています。

ぜひ自社独自でOTAの経験値を蓄積し、販促を進化させて頂ければと思います。

▼WEBマーケティングシリーズ「業績UPの為のWEBマーケティング全集」　復習したい方はこちらから

第一回　【旅館・ホテルコンサルブログ】業績UPの為のWEBマーケティング全集vol.1『集客の基本的な考え方』

第二回　【旅館・ホテルコンサルブログ】業績UPの為のWEBマーケティング全集vol.2『WEB上における新規客と既存客の心理状と売れるポイントの違い解説』

第三回　【旅館・ホテルコンサルブログ】WEBマーケティング全集　OTA強化手法その１OTA売り上げUPルールと販促計画

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