船井流旅館業績アップ 業績アップ戦略!4つのタイプ別に見る立地別集客強化の原理原則
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本日は旅館業の立地別の戦略をテーマにしたいと思います。
1. 旅館宿泊者の8割以上を占めるのは“日帰り又は1 泊2日層の短期旅行”
宿泊業に限らず、あらゆる業界においてターゲットの見極めが極めて重要であることはいうまでもありません。
宿泊業で言えば宿泊されるお客様がターゲットに当たります。ターゲットのニーズに合わせた宿泊プランをどう提供していくかが大きなポイントになります。
下図のグラフは観光経済新聞が国内の宿泊客に対して実施したアンケートの結果です。
1泊2日客の割合が全ての年代において5割以上を占めていることが容易にわかります。
温泉旅館の宿泊は1泊2日、日帰りの合計で8割以上を締めている。
つまり、目的地までの“距離”は旅行期間と距離は強い関係性を持ちます。そして、旅行期間は財布事情と休日数という自由にコントロールのできない有限な条件と密接に関わっています。
顧客属性を性別、団体・個人、シニア・ミドル・ヤング、新規・リピーターなどで細かく分類することは確かに大切です。しかし、その前に、旅行者が旅行計画を検討する際の前提である“距離”を見極め顧客層の設定することが優先だと言えます。
尚、下図をご覧いただけば多くの旅館にとって最も現実的(適切)な顧客層の設定は“近い×安くて短い”であることがご理解いただけます。
つまり、“日帰り又は1 泊2日層”の獲得ができるか否かが、多くの旅館経営にとって業況を左右する大きなテーマであると言えそうです。
顧客属性を性別、団体・個人、シニア・ミドル・ヤング、新規・リピーターなどで細かく分類することは確かに大切です。しかし、その前に、旅行者が旅行計画を検討する際の前提である“距離”を見極め顧客層の設定することが優先だと言えます。
尚、下図をご覧いただけば多くの旅館にとって最も現実的(適切)な顧客層の設定は“近い×安くて短い”であることがご理解いただけます。
つまり、“日帰り又は1 泊2日層”の獲得ができるか否かが、多くの旅館経営にとって業況を左右する大きなテーマであると言えそうです。
2.立地を2つの軸で評価し戦略を立てる!
このように観光においては特に、1泊2日需要が重要であることがわかります。
さらに船井総合研究所では観光地を“来訪者数の多少×1泊2日人口の多少”で大きく4つの象限に分類するようにしています。
その結果、下記の表のように大まかな経営戦略の方針が定まるからです。
ぜひ、1泊2日商圏人口と観光地集客数別に全国の温泉地をプロットし、自社の立地はどこにあたるのか?どういった戦略が必要になるのかを表を元にチェックしてみて下さい。
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- 船井総研レジャービジネスチーム公式サイト
「観光ビジネス.com」 http://www.leisure-business.net/
- 旅館業経営者向け勉強会『観光旅館の成功事例を学ぶ会』
http://www.funaisoken.co.jp/site/study/100636.html
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