◤繁盛施設へ◢ 勝ち抜けるビジネスホテルは何が違うのか

2023年12月19日

閑散期の次は、「競合施設」

いつも購読いただき、ありがとうございます。
船井総研の福島です。

新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、宿泊客の激減によってホテル業界は閑散期を迎え、業績は大きな影響を受けてきました。
それが現在では行動制限や外出への規制が解除されたことで旅行への需要も高まり、ホテルを利用する人が急速に増えてきているのが現状です。更に、国内だけではなく海外からも観光客が増えてきており、ホテル業界全体として稼働率や売上の増加にさらなる期待を高めています。
そこで課題となってくるのが、いかに競合施設よりも集客できるかの部分です。
本記事では、激戦区でも勝ち抜くために大事なことをお伝えいたします。

意識すべきは「OTAからの脱却」

ほとんどの施設が利用しているOTAですが、安定した予約の確保によって稼働率を向上させることができる一方で、同時にホテルの経営には決して少なくない手数料の負担など、デメリットも存在します。そのため、このままOTA予約に依存した状態を続けていくことは大きな課題となり得ます。
もし自社での直接予約を増やすことができれば、本来支払うべきだった手数料はそのまま宿の利益として得ることができるでしょう。

ここで、OTAのメリットとデメリットを整理したいと思います。
■ メリット
・宿やプランの比較が容易であり、新規のお客様からの予約が期待できる
・OTA各社の広告がWeb上で出稿されるため、知名度の低くても新規予約を獲得しやすい
■ デメリット
・高い手数料の負担により経営を圧迫する

OTAに依存している施設は特に、意識すべきことはいかにして自社HPへユーザーを誘導するか、になります。
ユーザーは、ビジネスホテルを探す際にはまず宿泊予定の地域のホテルを検索し、次にそのホテルの評判や口コミ、宿泊費などを調べるでしょう。
検索する際に入力するのは「エリア名+ビジネスホテル」という形式で、宿泊予定地の名前を含めた検索キーワードとなります。たとえば口コミを調べる場合は、「名古屋 ビジネスホテル 口コミ」といった具体的なキーワードを入力します。
ホテル名をわざわざ入力してホテルを探す人よりも、エリア名と組み合わせたキーワードで検索する人の方が圧倒的に多いです。
こういったユーザーを自社HPに取り込むためには、十分なSEO(検索エンジン最適化)やMEO(マップエンジン最適化)対策を行うことと、そして効果的に「Web広告を運用すること」が重要となってきます。

集客効果を最大化するために!

オフラインの広告と比較して、Web広告は効果測定が容易です。運用によって得られた実績が明確に数値化されるため、臨機応変に対策することができます。随時結果を見ながらキャッチコピーや画像を差し替える・効果のあるメディアに予算を集中させるなど、PDCAサイクルを回しながらより費用対効果の高い戦略へと磨き上げていきましょう。
では一体、何の広告を、具体的にどうやればいいのか。Webには疎くて・・・。
そういった経営者も多いかと思います。そこで弊社では、ビジネスホテル特化型の集客施策・トレンドを事例含め、余すことなくお伝えするセミナーを開催いたします。
ここで取り上げた内容の具体的な手法だけでなく、すぐに結果に繋がる様々な施策を徹底解説いたします。
貴社の現状を打破・向上への一助となれば幸いです。

 

本セミナーでは、
・Webマーケティングの重要性に気が付いていながら「ついつい」ほったらかし状態が続いている
・Webマーケティングについて全く触れてこなかった。が、今後を考えると必要だと思っている。そのため、自社で運用できる様にしていきたい。
・療養施設だったためここ数年の集客トレンドがわからない
・Web集客は経営者には関係ないと思い込んでいる
・組織としてWebマーケティングにも取り組んで行こうと考えている
特に、上記のようなお悩みを持っている施設の経営者様には必見の内容となっております。
まずは、日程をご確認いただけますと幸いです。

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