グランピングブームは終了?それとも続くのか!?
急増した【グランピング】”今から参入しても”成功できる2つの方法とは!?
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目次
グランピングブームはまだまだ続くのか!?
いつも本コラムをご愛読いただき、ありがとうございます。
宿泊ビジネスチームの臼井です。
現在、コロナ禍を過ぎた今でもグランピング施設数は増加しております。さらに事業再構築補助金の採択企業も続々とグランピングのオープンを進めており、市場はまだまだ拡大していくことが予想されます。そんな中でもグランピング施設として成功している施設は、現在の時流を押さえながら他施設との差別化を実施しております。
今回は、時流を抑えて差別化に成功した企業のみが把握している「全国2023年のグランピング事業の新規出店トレンドと現況」について解説します。
全国2023年のグランピング事業の新規出店トレンドと現況
◆2023年グランピング新規出店トレンドトップ3 ※船井総研調べ
❶出店エリアランキング
出店が多いエリアは、兵庫県、山梨県、千葉県。
続いて栃木県、大分県、三重県。
他にも神奈川県、福岡県、長野県、和歌山県、北海道、岡山県などで新規オープン。
❷出店平均棟数
平均は、約7棟。10棟以上の出店施設は約22%。
➌グランピング施設のタイプ別ランキング
1.ドーム型(約52%)
2.テント型(約31%)
3.ヴィラ・コテージ型(約10%)
「 ドーム型 」が新規出店の主流。
成功するグランピング施設とは
一時期は各メディアに毎日のように取り上げられるほどのグランピング事業ですが、皆様の認知度も比例して高まっている印象です。
業況感からいうと「 まだまだ出店ラッシュ 」が続いています。
さらに事業再構築補助金の採択結果では、第1期から第10期までにグランピング事業は約710件採択されており、今後もグランピング施設数が増えていくことはほぼ間違いありません。旅館と同じ「 宿泊業 」のグランピングは、80%や90%を記録する状況が続いています。
さて、そんな環境下でこれからの新規参入でも儲かるのか?という問い合わせもいただくようになってきました。こちらに関しては引き続き儲かる事業として弊社は考えています。ですが、客室があるだけの施設が目立つ中、「差別化」、もしくは、「包み込み」の発想で施設開発をする必要があります。
「差別化」とは、一般的なグランピングの機能に加え「施設のキーとなるコンテンツ1つを極める」ことにあります。
「包み込み」とは、周辺にあるグランピング施設の機能を全て網羅してしまうことです。
グランピングは、2、3年で急速に終わるビジネスモデルではありません。が、その先、数年後には、競争力がない施設から撤退していくでしょう。今までのような単なるグランピングではなく、商品開発や業態開発が必須となっていきます。船井総研では上記のような差別化に成功するグランピング事例をご紹介するセミナーを開催しております。ぜひ皆様の情報収集の一助としてご参加ください。
【グランピング事業のモデル収支】
1.初期投資/1.5億円~始められる
2.売上/1億 ~
3.キャッシュフロー/5,000万円~
4.投資回収/最短2年~
ぜひ、セミナーへご参加頂き、参入の準備を進めて頂ければと思います。
著者プロフィール
臼井 大地(Daichi Usui)
高級プライベートヴィラ・グランピング立ち上げ専門のコンサルタント。成功事例の行脚数は100施設を超えている。 より早く、より確実に成果を出すために全国のグランピングの成功事例を集め続けており、 成功事例の数は業界でもトップクラスである。 都市部はもちろん過疎地でも成功する事例など幅広い成功事例を持っている。