まだ間に合う!すぐ実行できる8.9月に向けた集客戦略とは?
開業支援・集客強化・生産性向上など、ホテル・旅館の経営でお悩みの方は是非コンサルティングメニューページを是非ご覧ください。
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いつもありがとうございます。
宿泊ビジネスチーム リーダーの三浦です。
最近、多くの経営者の方のご相談を受けておりますが
一番多いのは「GWが明けてから集客状況がよくない。。。」です。
実際にこのように感じている方も多いのではないでしょうか?
世の中的には”インバウンドが復活!”や”夏休みの旅行客が増加!”などと
なっていますが、実際に恩恵を受けているのは一部の観光地のみです。
むしろ全国旅行支援の恩恵もなくなり、集客状況がよくない施設が増えてきています。
ここから先は
(〇)選ばれる施設、選んでもらう施設
(×)選ばれるのを待つ施設
どちらになっていくのか?ということです。
今まで何となく集客できていた施設は間違いなく、今後低迷していきます。
その中でも本日はまず近々の予約(8.9月)をすぐに上げる方法をご紹介いたします。
目次
活用しきれていないOTA
手数料の問題などもありますが、なんだかんだ集客力・認知力が強いのは
OTAであること間違いありません。
ただ、最近予約数の伸びが前年比マイナスになっている施設も多いのではないでしょうか?
その理由は簡単です。「掲載しておけばある程度予約の入る」今までから、
「戦略的に使わないと予約が入らない」ように変わってきているのです。
そこでまずすぐにでも実施いただきたいのは「 メール販促 」です。
楽天のRメール、じゃらんの販促メール。合わせて数万件にもなる名簿があるかと思います。
これは今までに宿泊したことがあるユーザーであり、無料で配信することができます。
もちろん自社予約システムを導入している施設は自社会員もです。
楽天トラベル、じゃらんともにテンプレートもあるため1日あれば簡単に設定することができます。
配信するときのコツは2つ。
1つ目は件名です。今回、このメールをご覧になっている方もメールの件名でご興味を頂いたと思います。
これはビジネスメルマガだけではなく、一般ユーザーに対しても同じことが言えます。
ですので件名には①数字②インセンティブ③キラーワード のどれかを入れることが大事です。
例えば、①数字では、「○○日限定など」②インセンティブでは、「今だけ5%OFF」③キラーワードは、「読者限定」
などです。いかにお得感と開きたいと思うようなキーワードを冒頭に記載できるかどうかで開封率が全く変わってきます。
2つ目は配信のタイミングです。例えば、楽天トラベルでは5と0のつく日の予約が伸びます。ですので、5と0のつく日の
”前日”に配信することが大事です。当日は楽天トラベルからもメールがあったり、ある程度候補を絞っています。
ですので、その前に認知させていかなければいけません。
じゃらんであれば月末開催のお得な10日間の”前日”などです。ただ今回は8月末まで待てませんのですぐの配信をおすすめいたします。
プラスOTAや自社予約それぞれで予約売上が高い曜日があるはずです。それも考慮できるとかなり効果的な配信につながります。
マーケティング活用のInstagram
施設のInstagramがありますか?とお聞きするとほとんどの施設が手をあげます。
ただ、この質問を「マーケティングにつながるような運用ができていますか?」
と質問を変えた途端に手が上がらなくなります。
本来、人件費をかけて会社としているInstagramなはずですので予約・集客につなげなければいけません。
今回はすぐできる方法を1つご紹介します。
それはストーリーで「8月まだ少し空きがございます」と写真・自社HPリンクを貼って投稿することです。
方法については「Instagram ストーリー リンク貼り付け」とご検索されれば、たくさんでてきます。
Instagramが得意な方であれば5分程度、そうでなくても30分もかかりません。
仮にフォロワー500人でも300人近くの人は見てくださります。アカウントをフォローしているということが
少なからず貴社施設に興味がある方ですので、ぜひ実施ください。
最後にお知らせです。今回は「集客」ということで内容を執筆させていただきましたが
宿泊業における課題は様々だと思います。
採用・組織・財務、もちろん集客など。。。
そこで今回は「あわら温泉 グランディア芳泉様」をゲストにお招きして
1日で宿泊業の課題がすべて解決するセミナーを実施いたします。
ぜひこの機会にご参加いただき、今後の施設の在り方・課題解決につなげていただければと思います。
特別講座 グランディア芳泉様
宿泊業経営フォーラム@東京丸の内
■あわら温泉 グランディア芳泉様ご紹介
総客室数111部屋、宴会場11会場、食事処3つを誇る温泉旅館です。
今年60周年を迎え、同敷地内には6つのブランドを展開。今年3月には
新ブランド「さくら亭SUITE」をオープンしています。
毎年旅館100選に選出されており、従業員の満足度・待遇改善にも
積極に取り組んでおられます。
ぜひご参加をお待ちしております。
著者プロフィール
三浦 雅裕(Masahiro Miura)
株式会社船井総合研究所において最年少でのチームリーダー昇格。 主に宿泊施設及び宿泊・観光関連企業のWebマーケティングおよびデジタルマーケティングを専門とし、80%以上の高稼働施設を数多く実現している。 100億を超える旅館や大手ホテルへのコンサルティングも実施。現在では30施設近くWeb×デジタルの領域で集客戦略およびデジタルマーケティング、BI構築による業績・顧客分析なども行っている。 新規出店や第二本業における宿泊業参入のコンサルティングにも従事している。