なぜ、今、宿泊業経営者がWeb集客に投資を始めたのか?

2022年3月15日

いつもありがとうございます。
船井総研の三浦です。

差が出るポイント

コロナ後の2年間、仮に経営者自身が「 Webマーケティング 」「 デジタル 」関連の書籍を読んでいないとすれば、、、

・九州の20部屋ほどの宿泊施設は、昨年のコロナ禍の7~10月で、稼働率90%を記録されていたり。
・東海地域で5施設を経営されている経営者は、全施設平均で70%の稼働率をたたきながら、新たに1施設を立ち上げていたり。
・関東で40部屋、稼働率60%超えの宿を経営しながら、新規事業を立ち上げている経営者がいたり。

共通の考え方

コロナ禍の宿泊業において「 好調 」と言える稼働率をたたき出しているこれらの経営者が「 ほぼ同じ時期に 」Webマーケティングへの投資を決断されました。
同じ時期に投資を始められたのには、理由があります。
これは「 成功する経営者が共通して持っている考え方 」です。

★ 好調なときに、投資をする ★

これは、経営の原理原則です。
上手に業績を上げている企業や事業の経営者は「 好調なときに、投資をする 」を繰り返しておられます。
そして、その投資先は「 時流 」です。時流に乗っているビジネスやツール、手法に一気に投資を進められます。
たった、この2点ですが、これが、なかなか、決断できないものです。

整理すると・・・

≪成功する経営者が共通して持っている考え方≫は、
1.好調なときに、投資をする
2.時流適応した投資をする

逆に、
≪業績が伸びづらい経営者が共通して持っている考え方≫は、
1.不調になってから、投資をする
2.不調な事業(商品、販促、人)を、復活させたくて、投資をする

いかがでしょう?全く、お金の使い方が異なりますね。
これまでの多くの事例と経験からも「 不調なときに 」「 不調な事業に 」お金を使ったとしても「 浪費 」の終わることがほとんどです。

つまり、上述した好調施設の経営者も、
「 稼働が好調な今のうちに 」「 日本や世界の時流であるデジタル化に投資 」をされている、という「 明確な理由 」があるわけです。
是非、皆様も、この考え方を学び、自宿泊施設へ活かしてください。

面白いもので、投資を決めて実施をされている施設は、早速、成果に結びついています。ビジネスにおいて、時流に適応することは、兎に角、重要な経営戦略なのです。
※逆に「 Web集客に苦戦しているので 」という理由で、相談があった経営者でも、提案内容の30%も実施されない、ということがあります。その場合、当然、成果に結びつきません。

まとめ

さて、冒頭の文章を再掲載します。

コロナ後の2年間、仮に経営者自身が「 Webマーケティング 」「 デジタル 」関連の書籍を読んでいないとすれば、、、

いかがでしょうか?この2年間「 経営者自らが、デジタル化への時流適応 」に投資できていますでしょうか?今の時代は、書籍に頼らずとも、YouTubeで、多くのことが学べます。

ここ数か月、明らかに、宿泊業経営者の「 投資意欲 」が向上しています。
GoToが再開されると、一時的な繁忙期を迎えます。顧客対応に追われ、申請業務を済ませているうちに、対策が後手になってしまう、、、のは、目に見えていますね。

ぜひ、経営者の皆様自身が「 デジタル化の時流適応 」を進め、業績アップにチャレンジしてください。

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著者プロフィール

三浦 雅裕(Masahiro Miura)

株式会社船井総合研究所において最年少でのチームリーダー昇格。 主に宿泊施設及び宿泊・観光関連企業のWebマーケティングおよびデジタルマーケティングを専門とし、80%以上の高稼働施設を数多く実現している。 100億を超える旅館や大手ホテルへのコンサルティングも実施。現在では30施設近くWeb×デジタルの領域で集客戦略およびデジタルマーケティング、BI構築による業績・顧客分析なども行っている。 新規出店や第二本業における宿泊業参入のコンサルティングにも従事している。

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