職人不要、少人数で運営でき、投資回収も短期の新規スイーツ事業展開事例

2022年1月24日

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今回は、既存事業の規模縮小の中、スイーツ事業に新規参入し、コロナ禍の観光地でも売上を伸ばしておられる事例として、下呂温泉のプリン専門店「下呂プリン」様の事例をご紹介させていただきます。

ポイントは以下の通りです。

・過疎化が進んでいる地域で、本業の精肉業(小売り・卸)の市場の縮小が見えていた
・2019年3月に最寄りの観光地であった下呂温泉にプリン専門店をオープン
・少人数、職人不要で展開可能、店舗、EC、催事、卸等多販路での売上獲得が可能
・かわいい店舗イメージが20~30代に刺さり、Instagramを中心にブレイク
・コロナ禍でも若年層の目的来店を捉え、2020/2019年比、2021/2020年比でどちらもプラスに

事例企業のこれまでの経緯をご紹介させていただきますので、ぜひ続けてお読みください。

もし手っ取り早く情報を知りたいという方は、こちらの下呂プリン様をゲストにお招きしてのセミナーも開催させていただきますので、下記よりご確認ください。
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/080806

セミナーはこのような方におすすめです。
・経営の多角化を考えておられる経営者様
・温泉地で新たな事業展開を検討中の経営者様
・アフターコロナを見越して集客力の強いブランド開発を検討中の経営者様
・若者を取り込みやすいコンテンツを探されている経営者様
・マイクロツーリズム需要を獲得したい観光地の経営者様

事例企業は岐阜県下呂市で精肉業を営まれている株式会社天狗様で、小売りを中心としたいわゆる「地域のお肉屋さん」です。地域に根差した商売をされている一方で過疎化が進んでいることもあり、そのままではいけないという想いと、でも地域に貢献していきたいという想いから、最寄りの観光地で人が多く来る下呂温泉で物件を見つけ、プリン専門店というスイーツ事業に参入されました。

商材選びにおいては、これまで菓子製造の経験がなかったこともあり、シンプルで生産性高く、深堀りがしやすいということで、プリンを選ばれました。レシピ開発はプロに依頼し、本当に美味しい商品に仕上げるとともに、観光に来ている人がさらに楽しくなれるようにということを意識し、下呂の温泉・銭湯のイメージを店舗デザインに取り入れられました。

結果、インフルエンサーの方に多く宣伝されることとなり、オープンからSNSでの拡散が多数あり、今ではInstagramのハッシュタグ件数は1万2千件を超えます。

オープンから1年後の2020年、コロナ禍の全国的な緊急事態宣言で約2か月間店舗を休業する事態に見舞われながらも、最終的には単月で1,400万円を超える売上を出す月も出てくるなど、2019年の売上を上回ることに成功、さらに2021年度も2020年度の売上を上回り、年商1億円を突破する見込みとなっています。

その最大の要因である若年層の目的来店について、担当者の方はSNSの影響が大きく効いており、若者が下呂プリンの店舗を目指してきてくれて、そのお客様がさらに口コミを広げてくれる、と好循環が成り立っていると説明されています。

この度、このような取り組みを行われている下呂プリン様をゲストにお迎えしてのセミナーを開催させていただきますので、その中でより詳細なお話をいただけます。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ下記のURLからお申し込みをお願いいたします。

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/080806

開催は2月4日(金)、9日(水)、15日(火)、オンラインセミナーのため、どちらからでもご参加いただけます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

観光業向け温泉地でのスイーツ専門店開発セミナー
観光業向け温泉地でのスイーツ専門店開発セミナー
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/080806

【オンライン開催】
2月4日(金) 13-16時
2月9日(水) 13-16時
2月15日(火) 13-16時

著者プロフィール

正村陸(Riku Shomura)

大学院修了後、株式会社船井総合研究所に入社。 整骨院業界のコンサルティング経験を経て、食品・菓子業界のコンサルティングに従事。 特に観光菓子マーケットでの新業態開発に数多く取組み、WEBマーケティングを中心とした販促提案を得意としている。 現場主義を大切に、多くの繁盛店視察から得られた戦闘レベルの提案にも定評がある。

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