なぜ、今、宿泊業経営者がWeb集客に投資を始めたのか?

2022年1月13日

コロナ後の2年間、仮に経営者自身が「 Webマーケティング 」「 デジタル 」関連の書籍を読んでいないとすれば、、、

(株)船井総合研究所の西川です。

・九州の20部屋ほどの宿泊施設は、昨年のコロナ禍の7~10月で、稼働率90%を記録されていたり。
・東海地域で5施設を経営されている経営者は、全施設平均で70%の稼働率をたたきながら、新たに1施設を立ち上げていたり。
・関東で40部屋、稼働率60%超えの宿を経営しながら、新規事業を立ち上げている経営者がいたり。

コロナ禍の宿泊業において「 好調 」と言える稼働率をたたき出しているこれらの経営者が「 ほぼ同じ時期に 」Webマーケティングへの投資を決断されました。
同じ時期に投資を始められたのには、理由があります。
これは「 成功する経営者が共通して持っている考え方 」です。

★ 好調なときに、投資をする ★

これは、経営の原理原則です。
上手に業績を上げている企業や事業の経営者は「 好調なときに、投資をする 」を繰り返しておられます。
そして、その投資先は「 時流 」です。時流に乗っているビジネスやツール、手法に一気に投資を進められます。
たった、この2点ですが、これが、なかなか、決断できないものです。

整理すると
≪成功する経営者が共通して持っている考え方≫は、
1.好調なときに、投資をする
2.時流適応した投資をする

逆に、
≪業績が伸びづらい経営者が共通して持っている考え方≫は、
1.不調になってから、投資をする
2.不調な事業(商品、販促、人)を、復活させたくて、投資をする

いかがでしょう?全く、お金の使い方が異なりますね。
これまでの多くの事例と経験からも「 不調なときに 」「 不調な事業に 」お金を使ったとしても「 浪費 」の終わることがほとんどです。

つまり、上述した好調施設の経営者も、
「 稼働が好調な今のうちに 」「 日本や世界の時流であるデジタル化に投資 」をされている、という「 明確な理由 」があるわけです。
是非、皆様も、この考え方を学び、自宿泊施設へ活かしてください。

面白いもので、投資を決めて実施をされている施設は、早速、成果に結びついています。ビジネスにおいて、時流に適応することは、兎に角、重要な経営戦略なのです。
※逆に「 Web集客に苦戦しているので 」という理由で、相談があった経営者でも、提案内容の30%も実施されない、ということがあります。その場合、当然、成果に結びつきません。

さて、冒頭の文章を再掲載します。

コロナ後の2年間、仮に経営者自身が「 Webマーケティング 」「 デジタル 」関連の書籍を読んでいないとすれば、、、

いかがでしょうか?この2年間「 経営者自らが、デジタル化への時流適応 」に投資できていますでしょうか?今の時代は、書籍に頼らずとも、YouTubeで、多くのことが学べます。

ここ数か月、明らかに、宿泊業経営者の「 投資意欲 」が向上しています。
GoToが再開されると、一時的な繁忙期を迎えます。顧客対応に追われ、申請業務を済ませているうちに、対策が後手になってしまう、、、のは、目に見えていますね。

ぜひ、経営者の皆様自身が「 デジタル化の時流適応 」を進め、業績アップにチャレンジしてください。

※経営者のための勉強会のご案内です。2月8日(火)の予定をご確認ください。
※初回限定で、無料お試し参加が可能です。
※今回のテーマは、まさに「 Web集客 」です。
※経営者限定ですので、担当者が参加したい場合は、経営者の方の同席が条件です。

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著者プロフィール

西川 佳孝(Yoshitaka Nishikawa)

成熟業界における本質的な課題は「 経営者の時流適応 」。ビジョン、中期経営計画の策定、社員大会プロデュース業や運営支援まで経営者の想いを具体化することが得意。全体最適と本質的な課題から論点を設定するスタイルが最大の持ち味。入社以来エンターテインメント業界に専門特化。企業の業績アップを営業・人財開発の両面から成果を出すことができるコンサルタント。ユーモアを交え、本質を伝える分かりやすい講演ファンも多く、これまで、社外講演や社内研修で200回以上の講演実績がある。※船井総研内における「 日報大賞 」を受賞しており、社内のコンサルタントの多くの手本にもなっている。

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