全国2021年のグランピング事業の新規出店トレンド

2021年9月20日

コロナ禍の中、新規出店が相次いでいる「グランピング事業」、
皆様の周囲で新規事業として立ち上げられた企業はありますか?

現在、多くの宿泊事業様でグランピング事業を立ち上げられています。

ですが、「グランピング」という言葉は聞いたことがあっても、グランピング事業を知らない経営者もいらっしゃいます。

今回は全国2021年のグランピング事業の新規出店トレンドと現況をご紹介致します。

◆2021年グランピング新規出店トレンドトップ3 ※船井総研調べ

❶出店エリアランキング
出店が多いエリアは、北海道、千葉県、山梨県。
続いて群馬県、長野県、沖縄県。
他にも秋田県、福島県、栃木県、愛媛県、佐賀県、熊本県で新規オープン。

❷出店平均棟数
平均は、約7棟。10棟以上の出店施設は約40%。

➌グランピング施設のタイプ別ランキング
1.ベルテント、ドームテント型(66.6%)
2.コテージ型(28.6%)
3.トレーラーハウス型(4.8%)
「 テントタイプ 」がまだまだ新規出店の主流。

◆~2021年現在のグランピング業界状況 ※船井総研調べ

❶「 棟数 」規模は?
現在、全国で「 グランピング 」というカテゴリーで営業している施設の棟数は、「 最小1棟~最大100棟 」の施設が登場しています。

❷施設の「 タイプ 」は?
まだまだ「 ベルテント型、ドームテント型 」のテントタイプが主流。その他、空中テント型、コテージ型、ドームコテージ型、ヴィラ型、ツリーハウス型、トレーラーハウス型等の多種多様な形態の宿泊棟が「 グランピングと称して 」営業しています。

➌グランピング施設の「 宿泊価格 」?
主流は、1.5万円~2万円/一人。数年前に比べて、1万円前半の価格帯の施設も増えてきています。

コロナ前と比べ、一気に注目のビジネスとなったグランピング。
一般的な(消費者)認知度も約70%という調査結果もあるほど、市民権を得ました。
業況感からいうと「 まだまだ出店ラッシュ 」が続いています。
し、事業再構築補助金の採択結果だけを見ても、1年内に100拠点以上が増えることも
ほぼ、間違いありません。旅館と同じ「 宿泊業 」のグランピングは、緊急事態宣言による、弱冠のキャンセルなどもあります。が、週末稼働は、それでも70%90%を記録する状況が続いています。

さて、そんな環境下で「 これからの新規参入でも儲かるのか? 」という問い合わせもいただくようになってきました。それには「 はい、大丈夫です。ただし、これからの時代には“BtoB型グランピング”をおススメします。 」と、回答させていただいています。
グランピングは、コロナ後、急速に終わるビジネスモデルではありません。が、その先、数年後には、競争力がない施設から撤退していくでしょう。その際にも、勝ち残れるビジネスモデルが「 BtoB型グランピング 」です。

今から、グランピング事業に参入される場合、ぜひ、この「 BtoB型グランピング 」をご検討ください。詳細は、セミナーにてお伝えします。
ぜひ経営者・経営幹部とそろってご参加ください。

著者プロフィール

臼井 大地(Daichi Usui)

グランピング専門のコンサルタント。グランピングの成功事例の行脚数は100施設を超えている。より早く、より確実に成果を出すために全国のグランピングの成功事例を集め続けており、成功事例の数は業界でもトップクラスである。都市部はもちろん過疎地でも成功する事例など幅広い成功事例を持っている。

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