【ホテルの物販・通販事業成功のポイント】コロナ時代の料飲部門成長戦略とは?

2021年5月11日

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新型コロナウイルス感染症に
罹患された皆さま、および関係者の皆さまに
心よりお見舞い申し上げますとともに、
1日も早い収束を心よりお祈り申し上げます。
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皆様、いつも弊社メルマガを
お読み頂き有難うございます。
船井総研 林田でございます。

コロナの影響は現在でも大きく、
回復まで相当時間が掛かるだろう中で
新しい事業を考えられている
企業様も多いのではないでしょうか

そんな中でも、料飲部門売上アップのために、
市場が大きく伸びている物販・通販事業
の強化を行い、大きな成果を出している
ホテルがあります。

秋田県湯沢市という人口4.7万人の
地方都市にある湯沢ロイヤルホテル様です。

同企業様でも、コロナの影響で、
ブライダル、宴会、レストラン、館内法事など
軒並み料飲部門の柱が売上減少をするという状況でした。

コロナによって、レストラン等での
消費は自宅需要へと変わったことに
着目し、物販・通販事業を開始しました。

一方で多くの会社が通販に取り組まれており、
ただ単純に通販・物販を始めただけでは、
多くの障壁があるため、
成功は難しい状況にあります。

そのため、同社では、
下記のようなステップで事業立上げを
進めていきました。

Step1)地元顧客への販路確保
・日常利用強化
⇒レストランの日常価格展開、
テイクアウト事業の立上げなど
これまで非日常需要での利用が多かった
ホテルをより日常的に利用してもらえる
ようにし、顧客との接点を増やした。
・外販事業強化
⇒法事、お祝い、会議、宴会などこれまで
ホテル館内需要だったものを獲得するために
宅配事業を強化し、ホテル館外でも
顧客接点を増やした。
この2つを強化したことで、地元利用が
活性化され、足元商圏内での販路を確保した。

Step2)看板商品の物販化
・レストラン名物商品の物販化
⇒レストランの名物でもあり、
また上記で強化した販路でも売上の
中心となっていたホテル洋食の
カテゴリーを物販商品化した。
ホテルが物販・通販をする障壁の1つが
顧客(名簿)層の乖離である。
宿泊・婚礼・ブライダル等で得た顧客でなく、
食関連事業によって得た顧客であるため、
物販・通販事業を展開した場合の
購買率も高くなる。

Step3)販売エリアの拡大
・周辺SM・GMSへの業販
⇒地元顧客の中にもホテル利用がない
客層も一定数存在するため、そういった
客層層へのアプローチ(認知拡大)、
味の体験(喫食)を作る施策として
スーパーや道の駅などに卸売を展開している。
・拡散性の高いWeb媒体を使った販促
⇒通販展開後、重要となるのが、
SNS、プレスリリース、クラウド
ファンディングといった拡散性の高い
媒体を駆使した販促戦略である。
広告費の投下は、資本力がもの言うため、
収益として厳しく、また他社評価が
購買の大きな要因となる現代においては
これら媒体を使った販促が好ましい。

同社では、上記の取組みで、
この物販・通販事業も堅調な成長を
見せており、次の料飲を支える売上の
1つへと成長が見込まれます。

ここまでお読み頂きました皆様にお知らせです。

今回、上記事例でご紹介した
湯沢ロイヤルホテルの常務である、
京野 健幸氏をお招きし、
上記のホテルの物販・通販参入の成功例や
コロナでも成長を続ける料飲部門のストーリー、
それらノウハウを赤裸々にお話し頂く
セミナーを開催しております。

コロナ後の料飲部門V字回復をさせたい!
これから料飲部門の方向性の参考にしたい!
など、これからの料飲部門の在り方を考えている
経営者様や経営幹部の皆様に是非ご参加頂きたい
セミナーとなっております。

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林田(はやしだ)まで
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船井総合研究所 林田大碁

著者プロフィール

林田 大碁(Daigo Hayashida)

東京農業大学を卒業後、船井総研へ入社。「食」を通しての社会貢献を信条に給食業コンサルタントへの道を歩み始める。介護施設給食のコンサルティングを中心にノウハウを吸収・実践し業績アップをサポート。 制度利用での施設給食の顧客獲得など、独自の切り口での業績アップにも注力する。

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コンサルタントコラム

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