最大1億円!旅館・ホテルにお勧めの事業再構築補助金の活用方法

2021年3月31日

いつもお読みいただきありがとうございます。
観光・宿泊・グランピングチームの王芸霖です。

事業再構築補助金の公募要領資料(第1回)の3/28の公表を受けて、全国の旅館・ホテルの経営者の皆様から事業再構築補助金をどう活用しようか、活用して何かできないか、というお声が増えてきております。

実際の申請のためには、新分野展開・事業転換・業種転換・業態転換・事業再編といった事業再構築の類型ごとに定められる新規性要件や売上高10%要件を満たす計画を立てる必要がありますが、今回は、本要件を充足させつつ、旅館・ホテルに適している新規事業の1例を紹介できればと思います。

年商1億 / 粗利率60%~ / 営業利益率20%以上

この数値は弊社でお手伝いした異業種からスイーツ事業を立ち上げたときの1店舗あたりの実績です。(通販は除く)
意思決定からオープンまで、わずか4か月で上記数値を実現することができました。店舗デザインや設備導入、レシピ開発、仕入先開拓、広告宣伝の全てを、この期間で実施し、しかも職人レスです。

まさに業種転換として新規性要件と売上高10%要件を満たし、かつ成功確率の高いモデルの上、条件によっては、

・まだまだ続くコロナ禍に対応するマイクロツーリズムに最適
・旅館・ホテルのブランド価値やイメージUP
・既存施設や厨房設備が転用可能

という利点を挙げることができ、かつ店舗あたり投資額も、事業再構築補助金の枠内です。
具体的には、地域の状況と文化にもよりますが、「プリン専門店」「チョコレート専門店」「大福専門店」「食パン専門店」など、色んな選択肢があり、周辺環境や自社環境に合わせ、柔軟な対応ができます。

また将来的には、インターネット通販や外部催事出店などの展開によりマルチに販路を拡大することで、ウェズコロナ・アフターコロナ環境でも継続できるビジネスモデルへの転換を進めることができます。

弊社では、コロナ禍でも勝ち続けるスイーツ事業参入の事例が多くございます。

参入によくある3つの懸念点を解消いたします。
【1】事業成功ためのコンセプト作り、業態作り、商品作り、販促策など事業成功のポイント・事業損益構成とは?
【2】未経験なしのスタッフでもトレンドから定番スイーツを、美味しく、かつ高生産性で製造販売する秘訣とは?
【3】厨房機器、原材料・資材の仕入れ先のご紹介、レシピ開発と製造指導、販促、接客手法まで、店舗開発・運営に必要なノウハウとは?

まだまだコロナの収束が見えないなか、どうやって現状を乗り越えていくべきか、お考えかと思います。そして、今だからこそ「守り」と「攻め」を改めて考えて頂きたいと思います。
是非とも将来に向けて、今回の事業再構築補助金を機に、新規事業について本気で検討して頂きたいと考えています。

新たな打ち手を検討されている方はぜひお問い合わせください。

お問い合わせは下記から

【ホテル旅館経営.com】無料経営相談・お問い合わせ
https://lp.funaisoken.co.jp/mt/form01/inquiry-S008.html?siteno=S008

著者プロフィール

王 芸霖(Geirin Ou)

2010年4月来日、日本語専門学校2年間を通った後、関西大学商学部に入学。2016年IT会社に入社し、官公庁のシステム開発を2年間勤め、2018年により、船井総合研究所に入社。中国飲食のコンサルティング事業を経て、2019年1月から、旅館チームに配属し、現在インバウンド集客を中心とした旅館支援を行う。

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