インバウンド復活第一弾! インバウンド受け入れ対応POP

2020年7月16日

いつもお読みいただきありがとうございます。

観光・宿泊ビジネスチームの王 芸霖です。

 

2020年に入ってから、観光業界は試練が続いております。インバウンドが消えた、観光客が消えた、街中に人が消えた……

という前代未聞の状況になっておりました。そんな中、「今、インバウンド?」と思われる方々も多いかもしれませんが、

こんな時期だからこそ、改めてインバウドを考える時期なのです。

 

【観光業界回復の流れ】

県内近隣観光客 ⇒ 県外/全国観光客 ⇒ 東アジア観光客(中華圏や韓国)⇒ 欧米観光客

このような順番で観光客が徐々に回復するものと言われています。

そして、見立てとしては、インバウンドの回復は来年と見込まれる中、

今年はインバウンド対応の強化や販促は行わずに、

そのまま放置している会社も多いです。

しかし、インバウンドが回復した際に、貴施設は、インバウンドを迎える準備はしっかりできているでしょうか?

 

インバウンドの空白期間が長くなり、現場スタッフもインバウンド対応が無くなり

接客対応が悪くなることや、コロナ時期に現スタッフの入れ替わってしまい、

新しいスタッフに教育ができず、インバウンド対応方法がわからない状態になっているなど、

現場対応とオペレーションに様々な問題点が出てくることが想定されます。

「集客」できない今だからこそ、「インバウンド受け入れ環境」を整える時期だ

と考えております。今回はインバウンド受け入れ対応の一環である

「指差し案内POP」について、ご紹介させていただきます。

 

指差し案内POPとは、チェックインからチェックアウトまで、外国人のお客様と会話が

必要な場面で使える指差し案内POPを作成し、実際にPOPを指差ししながら、会話・接客を行うためのツールです。

社内は外国人スタッフがいる、または外国語が喋れるスタッフがいるので、対応は大丈夫と思っている方々もいらっしゃると思います。

しかしながら、全従業員がインバウンド対応することができますでしょうか?

ここで、全従業員が簡単に活用できる「指差し案内POP」のメリット実際の活用方法についてご紹介します。

 ① 全従業員が簡単にインバウンド対応をすることができます。

従業員側でも、訪日外国人側人でもストレスなく接客会話ができるようになりますので、

外国語が話せない、外国人が苦手の従業員でも簡単に活用できます。

 ② 1枚のPOPで複数の言語に対応できます。

あらかじめ各施設の希望の言語または、インバウンド強化したい国の言語を整理し、

1枚のPOPに英語・中国簡体字・中国繁体字・韓国語など並べて表記することができます。

 ③ あらゆる接客の場面で活用することができます。

チェックイン・チェックアウト・売店・食事処/レストラン・周辺観光案内など

滞在中の8割以上の会話が指差し案内POPによって対応できます。

 

「指差し案内POP」の実際活用において大切な点は、チェックインの流れに合わせて指差し案内POPを作成し、

従業員たちがシミュレーションを行うことです。シミュレーションを実際に行いながら、

インバウンド対応の流れやPOPの使い方を身につけ、インバウンドのお客様が来た際にすぐ活用いただけます。

中国は「厚積薄発(hòu jī bó fā)」ということわざがあります。

知識や技能などを身に厚くつけることで、その身につけたものが一瞬で発揮されます。

インバウンドも同じく、現在来てない時期にコツコツとインバウンド対応ノウハウや

受け入れ準備などしっかり整えていることで、インバウンドが戻ってきた時に一気に発揮されます。

だからこそ、今から準備を進めることが必要です。

 

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【セミナー予告】

最後に、インバウンドの動向や指さしPOPについて特に詳しくお聞きしたい方!

8月4日に50周年感謝:高単価インバウンド宿の作り方をwebセミナーにて開催いたします。

来年に向けた、インバウンド受け入れ環境整備策を知りたい方、高単価インバウンド宿泊施設の作り方を知りたい方、

インバウンドのクチコミや満足度アップをしたい方におススメなセミナーになります。

今回は、無料のwebセミナーになります。Web配信という形にはなりますが、皆様のご参加をお待ちしております。

【セミナー概要】
日程:2020年08月04日(火)
時間:11:00~12:00 または16:00~17:00
場所:Web配信(Zoom)
料金:無料

詳細・申し込み方法は後日公開いたします!

著者プロフィール

王 芸霖(Geirin Ou)

2010年4月来日、日本語専門学校2年間を通った後、関西大学商学部に入学。2016年IT会社に入社し、官公庁のシステム開発を2年間勤め、2018年により、船井総合研究所に入社。中国飲食のコンサルティング事業を経て、2019年1月から、旅館チームに配属し、現在インバウンド集客を中心とした旅館支援を行う。

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