グローカル旅館経営研究会 6月例会 ②

2020年7月12日

みなさんこんにちは。

前回に引き続きグローカル旅館経営研究会6月例会の内容を一部抜粋してご紹介いたします。

第3講座 ポストコロナ時代の旅館の新事業 地方創生×スイーツ活用術でございます。

 

当日は、以下のスケジュールで行いました。

例会テーマ「ポストコロナのマクロトレンドと旅館経営」
第1講座   コロナによる転換期に勝ち残る旅館経営法
第2講座   コロナでも立ち止まらない旅館の取組事例大公開
第3講座   ポストコロナ時代の旅館の新事業 地方創生×スイーツ活用術
ゲスト講座  ゲスト講座 蛍雪の宿 尚文様
情報交換会  コロナウィルスの影響を受けながら取り組んだこと、地元資源を活かした新事業
まとめ講座  ポストコロナのマクロトレンドと旅館経営 まとめ

 

第3講座 ポストコロナ時代の旅館の新事業 地方創生×スイーツ活用術

本業である宿泊業の付加価値を向上することが出来る新事業「単品スイーツ専門店」を紹介します。
船井総研は今まで50店舗以上の単品スイーツ専門店をプロデュースしています。今までの経験を踏まえたリアルな実態をお伝えいたします。

 

まず始めに、なぜスイーツ事業であるべきかと申しますと、「日本人国内旅行の1人1回当たり旅行単価及び土産物消費額」(観光庁 観光統計より)をみると、
宿泊・日帰り旅行どちらも菓子類の消費額が最も高いためです。

新事業を始めるにあたり、マーケットサイズの高い商品を販売した方が収益を生みやすくなります。
そのため、菓子類=スイーツに特化した専門店の開発を提案しています。

 

マーケットサイズを踏まえ、船井総研ではスイーツ1種を店舗で製造・直売するビジネスモデルを紹介しています。本事業の特徴は以下の通りです。

・年商1億以上/粗利率65%/営業利益率20%/食投資額2,000万円~/投資回収約1年~
・素人のみで最速4カ月でオープン
・ストアブランドを確立し卸&通販の多チャネル展開で1ブランド1億円を超える
・地域の農作物を使うことで地域活性化に寄与
・観光地出店で業態の寿命が長い
・単品に絞ることで高生産性を実現(製造・販売含め平日4~5名、土日5~6名で運営可能)

 

単品に絞ることで上記を達成することが出来ます。

通常スイーツ事業を開始する場合、パティシエを採用する必要がございますが、本事業では必要ありません
船井総研と提携しているパティシエにレシピをつくってもらい店舗用に採用するスタッフへ研修することで誰でも同じクオリティで製造することが出来ます。

 

船井総研が提案するスイーツは以下の図の通りです。

プリン専門店の実績が非常に多いのですが、その他の実績も数多くあります。

近年はチョコレート市場が非常に成長していることから、数多くプロデュースしています。

マーケットサイズの大きい商品を販売する必要があります。

 

単品スイーツ事業を開始するメリットは、第2の収益源をつくるだけではなく数多くのメリットがあります。

・スイーツ店という消費者にとって人気の商品を取り扱うことから、採用が非常に楽
・単品に絞ることで高生産性を実現し、本業と組み合わせることで働き方改革への対応・労働時間の改善できる
・社内での多様な働き方の推進
・良いイメージのスイーツ事業による既存/新規取引先/社員からのイメージアップを実現

 

最後に、本事業を開始するにあたり成功のポイントは下記の3つです。
・観光名所・宿泊客比率・滞在時間などを考慮した立地選定
・美味しく見栄えの良い商品開発
・適切な媒体への情報配信(web、SNS、メディアなど)

 

今回は一部省略してお伝えいたしました。ご興味のある方は無料相談を行っておりますので、お問い合わせください。

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

今回は6月例会の 第3講座のみご紹介いたしました。次回は会員様でもある旅館様との対談記録をお伝えします。

 

また、これらはあくまでも抜粋版ですので、アフターコロナの旅館経営に興味のある方はぜひ、研究会本会にご参加くださいませ。

お待ちしております!

コンサルタントコラム

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