旅館の自社ホームページ売上アップ7つのポイントその3目的である予約を簡単に!UIの徹底追求だけで予約数1.8倍!?

2018年5月23日

本日は、旅館・ホテルなど宿泊業の集客の要「売れる自社ホームページ」についてです。

UI(ユーザーインターフェイス)の追求による、予約率のアップについてお話します。

 

少し技術的なお話が多いですが、あの星野リゾートもこのUIの追求で軽井沢では集客数が1.8倍にも伸びています!

 

しっかりと理解し、今後の集客戦略として自社に落とし込んで頂きたいと思います!

 

UIとは簡単に言えば、WEBサイトの使い勝手のことを言います。

WEB販売におけるユーザーの判断は極めて短時間のうちに行われます。

皆様もご経験があるのではないでしょうか?

 

「あーこのページぜんぜん読み込まないやーめた。」

「どこに何かいてるかわからない。いらいらする」

「字ちいさっ!」

「スマホ対応してないの?」

 

これらは全てユーザーを去らせる原因と成りえます。

つまり、折角ホームーページにお客様を集めても買う人がいなければ全く意味がありません。

逆にホームページ予約率が高ければ少ないアクセスでも確実予約につなげることができます。

予約率には大きく二つの要因があります。

①商品力、販促力(プランや設備などの本質的な魅力や写真などの見せ方)

→そもそも商品が魅力的、又は魅力的に見えなければ予約という行動は発生しません。「商品力」、「販促力」

②UI(ユーザーインターフェイス)=使い勝手

→サイトの使いやすさ、わかりやすさ、予約のしやすさといったいわゆる、

売り場作り」の問題。

これは現実世界の店舗でも同様です。

例えば、駐車場の広いスーパーは広域からも人が集まります。車でくる顧客へのUIが高いからです。

一方で駐車場がなかれば、その顧客をロスすることになります、車でくる顧客へのUIが低い状態だからです。

 

リアルの店舗もオンライン上の店舗であるホームページも基本的な考え方は同じです。

ではUIが高いとはどの様な状態を指すのでしょうか?

【15個の簡易UIチェック項目】

①PC、スマホ両方に対応したページが存在する。

②各種検索エンジン、ブラウザ(Google CromeやFirefoxなど)に対応した作りになっている。

③検索した時に上位ページに表示される。

④検索ワード・内容とはじめに踏むページの内容の相関関係が高い

⑤アクセススピード・表示スピードに問題がない。

⑥顧客によく質問される情報が目立つ(アクセス情報など)

⑦予約ボタン・問い合わせボタンが目立つ

⑧プランの内容・違いがわかりやすい(プラン内容、料金、オプション等)

⑨予約手順が最小限に少ない(特にリピーターの入力手順を省く、エントリーフォームなど)

⑩写真等が多くヴィジュアルでの訴求がなされている

⑪お客様の声が乗っている(=消費者の体験が予約のしやすさを上昇させる。文字→手書き文字→写真→動画の順に効果的)

⑫初回客や目的客など訪問理由に合わせた、導線が確立されている。(はじめての方へ、合宿の方へなど)

⑬最新の近隣の観光情報が記載されている。(=旅行プランを提案)

⑭エラーにならない

⑮プランカテゴリ・目的カテゴリがきちんと整理されている。

 

この様な状態をさします。この様なUIを高める方法として、は大きく2つあります。

①グーグルアナリティクスアクセス解析による制約率と各ページ離脱率を計測する。

②アイトラッキング分析にバナー等レイアウトの最適化する。

(アイトラッキングに関する引用)

アイトラッキングは動画、印刷物、陳列棚など視覚に関係するあらゆる媒体に適用できます。特に、ウェブサイトのデザイン分野で活用が進んでいます。リゾート施設などを運営する星野リゾート(長野県軽井沢町)はアイトラッキングを活用し、自社サイトの内容を見直しました。被験者は写真から写真へと目を移しており、しかも、抽象的なイメージ写真にはあまり注目しないことを突き止めました。そこで文字を減らして具体的な料理の写真などを増やしたところ、宿泊予約数が従来の1.8倍になる効果があったとしています。(http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Keyword/20100901/351671/ より転載)

 

尚星野リゾートではUIをユーザビリティとも呼び独自基準を持っています。(以下一部例)

①全ての宿泊予約のページにアクセスできる。

②宿泊者の関心が高い「客室」「食事」「風呂」のメニューが目立っている。

③開催される写真は抽象的なものでなく、被写体が明確になっている。

④写真の近くに訴えたいフレーズ(言葉)が置かれている

⑤Flash 動画など再生待ち時間がストレスにならない

 

ネット売上=アクセス数×予約率×宿泊率×単価ですが、毎月1万件のアクセスのあるお宿様ならば、以下の様な上がり幅もありえます。

(before)

=10,000人/月×1.8%(標準値)×宿泊率80%×20,000円×12ヶ月=34,560,000

(after)

=10,000人/月×2.3%(+0.5%)×宿泊率80%×20,000円×12ヶ月=44,160,000(+9,600,000アップ)

ぜひ皆様のお宿・旅館でもこのUI視点に基づいたWEBチェックをしてみては如何でしょうか?

ホームページのUI改善で、今日も「旅館から、笑おう!」

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