売上UPも労働時間削減も可能に!“今いるメンバー”で成果を出す業務改善術

2025年6月30日

いつもご愛読いただきありがとうございます。船井総合研究所の大友一也でございます。

もうすぐ夏本番。夏休みも近づき、貴社の宿泊施設では、すでに多くの予約が入り、活気に満ちているのではないでしょうか?同時に、「夏に向けて、人を確保しなければ…」と採用に奔走されている方も少なくないかと存じます。

しかし、本当に「人を増やす」ことだけが解決策なのでしょうか?

「いつも人手不足で、現場は疲弊している」「新しい施策を打ちたくても、人が足りなくて動けない」──もしかしたら、そんな悩みを抱えていらっしゃるかもしれません。

「人が足らない」は、本当でしょうか? 貴社の可能性は、まだまだ広がるはずです。

本日は解決のヒントを皆様にお伝えします。

スタッフの「イライラ」が最大のヒント!人手不足を解消する“ムダ”発見術

「人が足りない」ではなく「業務にムダ」があるだけかもしれません。

貴社の宿泊施設では、日々の業務の中で「本当に必要なのか?」と疑問に思うような「隠れたムダ」が潜んでいませんか?予約管理、清掃、フロント業務、すべてにおいて、これまで当たり前だと思っていた業務フローを見直すだけで、驚くほどの改善効果が生まれることがあります。

実は、その「ムダ」へのヒントは、日々現場で働くスタッフの皆様の「ストレス」や「ちょっとしたイライラ」の中に隠されていることが非常に多いのです。

「ずっと長く運営しているから、そんなものはないよ」と仰る経営者の方もいらっしゃるかもしれません。もしそうお考えでしたら、普段あまり現場に入らない方(もちろん、このメルマガをお読みの方ご自身でも構いません)が、ぜひ一度、各業務をじっくりと体験してみてください。きっと、新たな発見があるはずです。

もし、貴社が以下に当てはまるようでしたら、まだまだ改善の余地が十分にあります。

1.「なぜ、この作業が必要なのか?」を問う習慣がない
長年続いている業務フローでも、改めてその目的を問い直してみてください。もしかしたら、時代の変化で不要になった作業、あるいはもっと効率的な方法があるかもしれません。例えば、コロナ禍で始まったオペレーションが、惰性でそのまま続いているものはありませんか?

2.スタッフの「ちょっとしたイライラ」が放置されている
現場のスタッフが「これって本当に必要?」「もっとこうだったらいいのに」と感じる瞬間こそ、改善の宝庫です。些細なことでも、書き留めて集約するだけで、大きなヒントになります。

3.他部署の業務を「お客さんの目」で見ていない
普段関わらない部署の業務を、外部の視点から観察してみましょう。当たり前になっていることの中に、客観的に見れば非効率な部分が隠れていることが多々あります。

これらの視点を持って日ごろの運営を見てみることで、貴社の「隠れたムダ」がきっと見えてくるはずです。今日からでも始められることがあると思いますので、ぜひさっそく視点を変えて見てみましょう。

そして、もし「やってみたけどうまくいかない」「どこから手を付けていいか分からない」と感じるようでしたら、ご安心ください。
私が長年、国内外の宿泊施設の現場で培ってきた「人力や気合に頼らず、今いるメンバーの力で売上を伸ばし、業務効率を改善する」ための具体的なノウハウを、実践事例を交えてお伝えするセミナーをご用意いたしました。

このセミナーでは、私が実際にコンサルティングを行った施設様の「業務の見える化」を通じて、どのような「ムダ」を見つけ出し、改善していったのか、その具体的なプロセスを公開します。さらに、セミナー後には個別のご相談もお受けし、貴社の一歩踏み出すための具体的な道筋を共に考えていければと思います。

下記ご案内を載せておりますので、ぜひご参加くださいませ。

売上アップを行うための業務効率20選

日程◆
①2025/07/24 (木)
②2025/07/29 (火)
③2025/08/05 (火)
④2025/08/25 (月)

会場◆オンライン
ぜひ、セミナーへご参加頂き、日ごろの経営にお役立て頂ければと思います。

セミナー詳細・申込はこちらから>

著者プロフィール

大友 一也(Otomo Kazuya)

14年間大手リゾートホテル運営会社に勤め、船井総合研究所へ入社。 国内外のラグジュアリー宿泊施設において、支配人としてホテル旅館の運営・人材育成・事業立ち上げなど幅広く携わる。 人手不足が深刻な状況下においても、業務効率化と人材活用を推進し、組織のパフォーマンス向上を行う。 多国籍なチームメンバーを率い、限られた人員で高い顧客満足度と収益性を両立させた経験や、研修による意識改革と生産性向上を実現した実績を持つ。

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コンサルタントコラム

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