宿泊業Webマーケティングコラム② 自社HP閲覧数の増やし方

2021年8月4日

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いつも本コラムをご愛読いただきありがとうございます。
旅館チームの大箸です。

前回、Webマーケティングにおける売上に直結する2つのポイントについて解説させていただきました。

おさらいしますと、
①広告やSNSなどの販促によって自社ページの閲覧数を増加させる
②自社ページを見たユーザーが「泊まりたい!」と思えるような内容を手掛ける
の2つのポイントを強化することが重要です。

本日は①の「自社ページの閲覧数を増加させる方法」について解説させていただきます。
0からWebマーケティングを勉強したい方はご一読していただきたいです。

■AISASモデル

皆様は消費者の購買行動プロセスとして、「AISASモデル」というものをご存知でしょうか?
A・・・Attention(認知・注意)
I・・・Interest(興味)
S・・・Seach(検索)
A・・・Action(購入)
S・・・Share(共有)
と消費者が行動するプロセスの頭文字を順番に取ったものです。

この購買プロセスに基づいて、HPを閲覧するプロセスは3番目のS(検索)になります。

初めて、その旅館やホテルなどの宿泊施設に泊る際に、その宿泊施設名で検索する人はいません。基本的には、どこかの媒体でその宿泊施設名を知ってからその宿泊施設名で検索します。

要するにA(認知・注意)とI(興味)のプロセスを強化することがHP閲覧数を増加させる方法になります。

では、どうやってA(認知・注意)とI(興味)を強化していく必要があるのか?ご説明させていただきます。

1. A(認知・注意)の強化

まず、宿泊業における認知方法としましては。

①自社の旅館がある地域名+旅行や宿泊などの関連キーワードで検索した際に、最初の方に表示されること
(例)「草津 旅館」で検索したときに1ページ目に自社HPが表示される

②広告を配信すること

③プレスリリースなどマスコミに取り上げられること

などが挙げられます。

①に関しましては、Googleの検索だけでなく、じゃらんや楽天トラベルなどの予約サイトで検索した際にも上位表示されることで認知されるきっかけになります。

2.I(興味)の強化

上記のやり方で認知をさせていきますが、興味がなければ、自社HPで検索することはありません。

例えば、じゃらんで自社の宿泊施設を見たユーザーがいるとします。
そのユーザーは一般的に1分前後しかその宿泊施設の中身を見ません。

要するに1分で自社についてアピールしなければなりません。

じゃらんでも楽天トラベルでも1分で興味が持てる内容になっているのか?
今一度、確認してみてください。

特に注意してみるべき点としましては、
・トップページの写真
(例)×ただのお店の外観
〇インスタ映えを意識したお店の外観

・宿泊プランの内容
(例)×自社の強みだけを記載した宿泊プラン
〇ターゲットユーザーにおすすめとの記載している宿泊プラン

・自社の強みである部分の訴求力

は確認してみてください。その部分が変わることで興味の部分も大きく変化していくと思います。

以上が、自社ページの閲覧数を増加させる方法になります。

いかに自社の宿泊施設を認知させ、興味を持たせる土台ができているか?
が重要になってきます。

次回は売上に直結する2つのポイントの
②自社ページを見たユーザーが「泊まりたい!」と思えるような内容を手掛ける
こちらについて詳しく解説していきたいと思います。

著者プロフィール

大箸 匠(Takumi Ohashi)

大学卒業後、新卒で船井総研東京本社に入社。大学時代はマーケティングリサーチのゼミに所属しており、データ分析を得意としている。 現在は、成熟市場のパチンコ業界でWEB集客やデジタルツールを用いたマーケティングに従事している。 デジタルツールで収集したデータを用いて分析し、新たな視点での提案に務めている。 またデジタルだけでなく、東日本を中心に繁盛しているパチンコ店の調査にも赴き、成功事例を集めている。

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