今、旅館経営者から「 新規事業 」にどんな問い合わせが増え続けているのか?
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旅館事業の経営者から「 新規事業 」に関する問い合わせが増え続けています。「 なんか、儲かる新規事業ない? 」という、興味本位から「 事業再構築補助金を活用できないか? 」という具体的な問合せまで、です。結論ですが、そのほとんどの経営者は「 新規事業を検討することで、逆に諦めをつける。 」という結論にいたります。その意味で、旅館事業に、さらに経営者が向き合うこととなり、企業としては良いことだと思います。
さて、3つの結論です。
1.「 なんか、儲かる新規事業 」は、あります。
2.旅館で「 事業再構築補助金活用 」は、多数採択されています。
3.「 ウチは人材が、、、 」の本質が、課題ではありません。
さて、コロナ禍、緊急事態宣言下、と同じ有事の環境下で、それでも新規事業を検討している旅館事業者の事業再構築補助金「 採択結果 」は、経営者の皆様なら気になるところです。第一期の採択結果から「 旅館 」をキーワード検索すると「 29件 」がヒットします。下記、主な内容をまとめました。
・リハビリ介護事業
・キッチン事業
・スイーツ店事業
・コワーキング事業、ワーケーションアパートメント事業
・アウトドア事業(グランピング・キャンプ)
・ヘルスケア教育事業
・ギャラリー事業
・加工食品事業
・レストラン事業
・デイサービス向けの給食サービス事業
など
いかがでしょうか?パっと見ても「 多様な事業 」を検討されていることが分かります。非採択結果(内容は不明)も含めると、多様な新規事業、事業展開を模索されている旅館経営者が一気に増えている、と言ってよいでしょう。
とは言え、経営者と商談をしていると
❶ウチでも立上げ可能?
❷ウチの人材でも立上げ可能?
❸リスクが少なく、儲かる?
の3条件をクリアしないと、なかなか「 決裁 」をされない、というのが実情です。
なぜなら「 とはいえ、本業の旅館(宿泊)で、なんとか業績が戻らないか、、、 」という想いが、未だ捨てきれないから、です。いかがでしょうか?
今回は、
そんな旅館経営者に、おススメの新規事業をご紹介します。それが「 フォトウェディング 」です。
2020年~2021年にかけ、旅館事業の経営者のみならず、ブライダル、写真館、そして、葬儀業界と多くの経営者が、興味をもち、参入しているフォトウェディング事業の魅力は、次の3点です。
1.コロナ禍でも2倍成長中の時流適応ビジネス
2.利益率30%超の高収益ビジネス
3.投資回収2年の、短期回収ビジネス
下記が、ブライダル事業からフォトウェディング事業に参入された企業の事業収支イメージです。
1.初期投資/4,000万円
2.年間売上/8,000万円
3.営業利益/2,600万円(32.5%)
4.投資回収/1.5年
※営業利益は、償却前
結婚式と言えば、まさに「 3密 」そのもの。そのため、結婚式事業は大打撃を受けた産業のひとつです。元々の売上対比30%(70%ダウン)の状況は、宿泊業である皆様なら、想像に易いでしょう。そんな中、問い合わせが増え、かつ、新規参入が増えているのが、フォトウェディング事業です。
※旅館業の経営者には、ほとんど知られていないビジネスモデルです
旅館業の経営者に勘違いされがちですが、これは「 結婚式プラン 」ではありません。直訳するなら「 写真だけの結婚式 」です。そのため、基本的には料理提供や儀式的なモノはありません。※プランニングすることは可能
いかがでしょうか?
「 それで儲かるの? 」と、フォトウェディングの実態を知らない経営者は、事業数字を見て、驚かれます。
著者プロフィール
西川 佳孝(Yoshitaka Nishikawa)
成熟業界における本質的な課題は「 経営者の時流適応 」。ビジョン、中期経営計画の策定、社員大会プロデュース業や運営支援まで経営者の想いを具体化することが得意。全体最適と本質的な課題から論点を設定するスタイルが最大の持ち味。入社以来エンターテインメント業界に専門特化。企業の業績アップを営業・人財開発の両面から成果を出すことができるコンサルタント。ユーモアを交え、本質を伝える分かりやすい講演ファンも多く、これまで、社外講演や社内研修で200回以上の講演実績がある。※船井総研内における「 日報大賞 」を受賞しており、社内のコンサルタントの多くの手本にもなっている。