グランピング事業立ち上げに必要なこと
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いつも本コラムをご愛読いただきありがとうございます。
船井総研の大箸です。
2021年に入ってから、「グランピング事業を始めたい」という、具体的なご相談を多くいただくようになりました。このコラムをお読みいただいている方の中にも、まだ具体的に検討するまでに至っていないけれどグランピング事業を始めたいと考えている経営者様がいらっしゃるかと思います。
このコラムでは、グランピング事業を始めるにあたって必要なことを解説いたします。
目次
土地開発・コンセプト設計
グランピング事業においても「立地」は最重要項目となっております。
「山林や郊外の土地だからすぐ見つかるし、安く買えるだろう」とお考えの方もいると思いますが、ほとんどの場合、立地選定に1番苦労するケースが多いです。
その理由は、候補の土地や物件に関して様々な法律を確認する必要があるからです。
グランピング事業に参入するにあたり、用途地域や旅館業法、消防法などで定められている様々な基準をクリアする必要があります。行政書士や、その地域の行政などにお問い合わせすることを推奨します。
出店できる立地が見つかったら、その次のステップとして「その土地の商圏ポテンシャル」を調査します。
主な調査項目として、市場調査と競合店調査があります。
市場調査では、商圏内の人口や世帯年収、属性別分布などを調査し、その商圏のメインターゲットになりうるペルソナを抽出します。
競合店調査では、商圏内の競合施設に実際に赴き、稼働率や客層、商品の内容等から自社の差別化ポイントを見つけ出し、競合店にはないコンセプト、ターゲット客層を設計します。
商品設計~グランドオープンまでの流れ
出店地が決まったら、実際に立ち上げる準備が必要です。
グランピングの立ち上げの成功確度を高めるには、
- グランピングを立ち上げたことがある専任者の存在
- 専門家との連携
が重要になります。
グランピング事業を立ち上げる上で必ず必要になるのが、下記のような業種のパートナー企業です。
- 行政書士事務所
→行政手続き(旅館業法・アクティビティ関連)
- 設計士事務所
→ゾーニング
- テント・家具メーカー等
→商品仕入れ
他にも、HP制作会社やアクティビティ企画するための企画会社の存在もかかせません。
稼働が一番高い夏までに立ち上げるためには、今すぐ動かなければなりません。
弊社では、立ち上げからグランドオープンのプロモーションまで役割を果たせるよう分野ごとの専任パートナー企業のご紹介も可能です。
実際に、ここ2カ月で10件以上のグランピングのご相談をいただいております。
もし、自社だけで進めるには不安があると感じられた方は、是非一度ご相談いただければと思います。
さいごに
今回は、グランピング事業を立ち上げる際に必要な要素を記載させていただきました。
グランピング事業の立ち上げについての詳しい内容は4月に開催する「 グランピング事業参入解説セミナー 」でお伝えさせていただきます。
こちらのセミナーでは、実際にグランピング事業を立ち上げた
株式会社レインボー代表取締役の伊藤様
株式会社ハウスインフォ代表取締役の福永様
にゲストご登壇いただきます。
事業成功のポイントやグランピング事業参入のメリットなど多数お伝えいたします。
お申込み・詳しい内容は下記のリンクよりご確認ください。
グランピング事業参入方法解説セミナー
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/070211
2021年4月 7日(水)13:00~15:30
2021年4月15日(木)13:00~15:30
2021年4月20日(火)13:00~15:30
2021年5月13日(木)13:00~15:30
2021年5月19日(水)13:00~15:30
2021年5月27日(木)13:00~15:30
著者プロフィール
大箸 匠(Takumi Ohashi)
大学卒業後、新卒で船井総研東京本社に入社。大学時代はマーケティングリサーチのゼミに所属しており、データ分析を得意としている。 現在は、成熟市場のパチンコ業界でWEB集客やデジタルツールを用いたマーケティングに従事している。 デジタルツールで収集したデータを用いて分析し、新たな視点での提案に務めている。 またデジタルだけでなく、東日本を中心に繁盛しているパチンコ店の調査にも赴き、成功事例を集めている。