小さな旅館でもできるインバウンドの集客のポイントその1~ターゲティング~インバウンドと呼ぶのをやめよう
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本日のテーマは引き続き、「小さな旅館でもできる」を主題にインバウンド集客についてお話したいと思います。
さて昨日はインバウンドの基準指標をご説明しました。
これは、継続して伸び続ける会社であるためのインバウンドの在り方を改めてご理解いただく為のものです。
もしお読みでない方は必ずコチラを先にお読みください。 小さな旅館でもできるインバウンドの集客のルール・基準値
では改めてインバウンドの集客、今回はその1~ターゲティング~について解説を致します。
インバウンドに関しては、大きく4つのターゲット設定と2つの旅行形態、2つの旅行目的、そして2つの営業手法が存在します。
■4つのターゲット層
①中華・韓国層
②それ以外のアジア層(台湾、シンガポール、ベトナム系がメイン)
③ムスリム層
④欧米系層
■2つの旅行形態
①個人旅行(FIT)
②団体旅行
■2つの旅行目的
①買い物系(通常のショッピングではなく所謂爆買いなど)
②体験系
■2つの営業手法
①能動的営業
②受動的営業
基本的にインバウンド集客がしたい!とざっくり検討されている限り、インバウンドを増やす結果にはなりません。
まずは自社にあった旅行形態×ターゲットを正確に決定し、各々あったマーケティングを実施しなくてはなりません。
例えば、大阪のなんばにあるホテルでは、どちらかといえば体験系よりも買い物系を訴求したターゲッティングを行う方がより集客しやすい。
一方地方の宿泊施設では敢えてショッピングにしても勝ち目はないでしょう。その地方ならではの体験を求める方々を獲得する必要があります。
こうして、ターゲットをきちんと定義できれば、どうすれば欲しい層に届くのかが明確になります。
例えば、小さな旅館さんであれば大型の団体客は欲しくない。
むしろ、比較的静かな中華・韓国系以外のFITが欲しい。
であるならば、旅行会社に営業をかけにいくのではなく、現地PR企業を用いた販促とTRIPADVISORを用いた戦略的な口コミ活用、市区町村へパワーブロガー
の招聘を提案するなど個人旅行者が情報収集をする営業が主体になります。
ぜひ皆様の旅館でも、なんとなくインバウンドが欲しいという言葉をやめてより具体的なイメージを持つ為に本日お伝えした区分を用いて、自社の販促を
再検討されては如何でしょうか?
インバウンドの具体的定義設定で今日も「旅館から、笑おう!」
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