学校跡地をキャンプ場にリノベーション!!地域共創をめざす

2021年8月4日


株式会社 運動会屋の社員でCAMPiece校長の飯田健史さんにお話を伺いました。

飯田さんは、魅力的な自然があるにも関わらず、過疎化している南足柄市の現状を打破しようと思い、同市に移住し、学校跡地をキャンプ場にリノベーションしました。

 

■学校跡地をキャンプ場にリノベーションしようと思った経緯を教えてください。

実は最初から学校跡地をキャンプ場にしようと思って進めていたわけではありません。誰もが思い出深い施設である学校のロケーションを活かしたいと思っていました。特に、廃校のある地域では活気を失ってしまった場所が多いです。学校跡地等の遊休地を利活用し、そのような地域に何か貢献できるようなことはないか、色々と模索していました。そんな中、昨今のアウトドア需要と学校施設を活用することを考えたとき、キャンプ場との相性が良いと考え、学校跡地をリノベーションし、地域共創事業を展開することに踏み切りました。

 

運動会屋のビジョンと地域共創事業の関連性は何ですか?

弊社には、「運動会のようなワクワクする毎日」を創り出すというビジョンがあります。それはキャンプ事業でも同じです。地域・利用者、スタッフみんなが手を取り合い、そこに自然も巻き込めば、ワクワクは実現できます。特に、(1)地域の資産を地域の人たちとどのように組み立てるか。(2)地域の魅力をどう発信していくのか。この2点を意識しながら進めています。

■今後の展望について教えてください

現在、校舎や体育館の利用については市と協議中ですが、地元の販売店や地域教室の場として活用したいと考えています。「やりたいことは色々あるけど場所がない」、そんな地域の人たちのやりたいことを実現できる環境や、地域の人たちが交流できる場を創出したいです。他にも、子どもたちが遊べるようなアクティビティを考えています。運動会屋は企業向けの運動会を実施しているので、玉入れ、綱引き、大玉、パラリンピック競技のボッチャの道具や、最近人気が出て来たモルックやバドミントン、フリスビーなど気軽に遊べるような道具がたくさんあります。お父さん、お母さんがテントの片付け中に、お子さんに玉入れで遊んでもらうなど、すでに一部を実施しています。今後もよりワクワクする場を創っていきたいと考えています。

 

キャンプ場施設CAMPiece様のHP

www.campiece.com

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