今知りたい!本当に使えるGoogle広告とは?

2022年6月8日

いつもありがとうございます。船井総研の三浦です。
宿泊業において最大の課題となるのは「いかに顧客を集められるか」ということに尽きます。
あらゆるジャンルで競合が増えてしまっている中、集客のやり方を1つに絞っている企業が生き残るのは難しくなっています。
集客の手段を多角的に展開させることで、その内の1つの効果が弱まったとしても、継続して顧客を獲得できます。
その中で、最も費用対効果が良いのがGoogle広告になります。そこで、今回はGoogle広告についてポイントを解説いたします。

Google広告の実績紹介

①九州地方:40部屋・平均ADR25,000円
広告費150,000円
予約数200組
1組獲得コスト750円

②中部地方:6部屋・平均ADR80,000円
広告費50,000円
予約数50組
1組獲得コスト1,000円

③関東地方:40部屋・平均ADR40,000円
広告費50,000円
予約数30組
1組獲得コスト1,333円

もちろんエリアやADRによっても効果は全然変わってきますが、ほとんどの施設で1組獲得するのに5%以下の費用でできています。
これはOTA手数料が10%と考えるととても費用対効果が良い集客戦略です。
しかもまだまだ宿泊業におけるGoogle広告活用はほぼないため、競合も少なく一気に市場での優位性を発揮できます。

Google広告とは?成果を出すための5つのポイント

Google広告とは、クリックごとに課金される形式のものです。表示されるだけであれば、お金はかかりません。Googleで「〇〇 旅館」などと検索したときに、検索の最上部に出てきます。
OTA広告のGoogle版と思っていただければわかりやすいかと思います。
このGoogle広告で大切なポイントは
①選択と集中
②投資対効果
③顧客セグメント別のキーワード選択
④実測値によるキーワード選択
⑤運用について
です。

1つ目の「選択と集中」は、広告の効果が低いところを省いて、広告の効果が高いところに投資を集中させることです。つまり、広告の目的に沿って、投資先やその金額を配分することが重要になります。

2つ目の「投資対効果を考える」は各レベルでの検証、調整が必要になります。アカウント単位、キャンペーン単位、広告グループ単位、キーワード単位の4つを各レベルで投資対効果がどうなっているのか、検証を調整する必要があります。
Google広告もPDCAサイクルがとても重要である。ということです。

3つ目の「顧客セグメント別のキーワード選択」は、自社の顧客は下の図においてどの層が多いのかを考える必要があります。というのも、カップル客とファミリー客では思考も違えば求めているものも違います。その結果、検索キーワードも異なるからです。

4つ目の「実測値によるキーワード選定」は、Google広告上でコンバージョン率を計測し、コンバージョン率と予約につながったキーワードを集計し、集客に結びつくキーワードを確認します。そして、そのキーワードに対してしっかりと投資するのです。

5つ目の「運用について」は広告運用を設定したあとの1週間が重要になります。まず見るべきは、費用対効果が良いかどうかです。検索されているキーワードや、実来院されているキーワードが何なのかをしっかりと計測し、この1週間の費用対効果が良いかどうかを確認することが重要です。

Google広告というのは、即時業績UPにもつながりますがしっかりと運営しなければ全く効果のないものになってしまいます。
ご興味ある方はぜひ1度お問い合わせください。

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著者プロフィール

三浦 雅裕(Masahiro Miura)

株式会社船井総合研究所において最年少でのチームリーダー昇格。 主に宿泊施設及び宿泊・観光関連企業のWebマーケティングおよびデジタルマーケティングを専門とし、80%以上の高稼働施設を数多く実現している。 100億を超える旅館や大手ホテルへのコンサルティングも実施。現在では30施設近くWeb×デジタルの領域で集客戦略およびデジタルマーケティング、BI構築による業績・顧客分析なども行っている。 新規出店や第二本業における宿泊業参入のコンサルティングにも従事している。

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