自社は本当に大丈夫?Goto前に必ずチェックすべき3つの項目

2022年3月10日

いつもありがとうございます。
船井総研の三浦です。

売上に直結する2つのポイント

本題に入る前に、売上方程式というものを考えたいと思います。

売上=❶自社ページ閲覧数×❷予約獲得率×❸客室単価

これが宿泊Webマーケティングで必須のKPIです。
プレビュー数は、じゃらんや楽天トラベルの予約サイトの中でも自社が見られている数や、自社ホームページの閲覧数になります。
コンバージョン率は自社のページを見たユーザーの中で、予約完了まで行動したユーザーの割合です。

自社ページの閲覧数を増加させるためには、広告を打ち出したり、「地域名+旅館」などの検索で上位表示を出させたり、SNSに力を入れたり様々な方法がございます。

ただし、どんなに広告に力を入れて自社ページの閲覧数も、自社ページを見たユーザーが「ここに宿泊したい!」と思えない内容だと、予約までたどり着くことはありません。

そのため、ホームページなどの自社ページというのは、予約に直結する重要な要素ということを押さえてください。
逆に自社ページをどんなに良くしても、閲覧数は劇的に伸びることは少ないので、ご注意ください。

今すぐチェックすべき項目

以下、経営者からの申込が3倍になっているWebマーケティングについて、です。
直近2ヵ月で、30ほどの宿泊業と経営相談を実施しています。
その中で、下記チェック項目で、4つ以上該当している「 危険水準 」のケースが90%を超えていました。
皆様は、いかがでしょう?

①CV設定がされていない
②サーチコンソールの導入・連携がされていない
③スマホで見たときに予約ボタンが再下部に常に表示されていない
④Instagramのフォロワーが1,000人以下
⑤Instagramの投稿内容がバラバラ
⑥自社の売上データ・OTA手数料を正確に把握していない
⑦OTAの価格に手数料を上乗せしていない

まず、宿泊業における認知方法としましては。

①自社の旅館がある地域名+旅行や宿泊などの関連キーワードで検索した際に、最初の方に表示されること
(例)「草津 旅館」で検索したときに1ページ目に自社HPが表示される
②広告を配信すること
③プレスリリースなどマスコミに取り上げられること
などが挙げられます。

①に関しましては、Googleの検索だけでなく、じゃらんや楽天トラベルなどの予約サイトで検索した際にも上位表示されることで認知されるきっかけになります。

上記のやり方で認知をさせていきますが、興味がなければ、自社HPで検索することはありません。
例えば、じゃらんで自社の宿泊施設を見たユーザーがいるとします。そのユーザーは一般的に1分前後しかその宿泊施設の中身を見ません。要するに1分で自社についてアピールしなければなりません。

特に注意してみるべき点としましては、
①トップページの写真
(例)×ただのお店の外観
〇インスタ映えを意識したお店の外観

②宿泊プランの内容
(例)×自社の強みだけを記載した宿泊プラン
〇ターゲットユーザーにおすすめとの記載している宿泊プラン

③自社の強みである部分の訴求力

は確認してみてください。その部分が変わることで興味の部分も大きく変化していくと思います。

成功するか、失敗するかの分かれ道

Gotoが再開されれば、Webマーケティング力に関わらず「 忙しくなる 」ことは確定的です。そうなると、多くの「 やらなければならないこと(要は、経営としての重要度が高いこと) 」が、先送りにされます。そのことは、昨年のGotoの流れで、皆さんは、一度経験されました。そのため、一部の経営者が、その経験を踏まえて、投資に動き始めています。

前半にありました、チェック項目に4つ以上該当した経営者の方は、まず、資料をダウンロードいただき、無料経営相談(診断)にチェックをお願いいたします。

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著者プロフィール

三浦 雅裕(Masahiro Miura)

株式会社船井総合研究所において最年少でのチームリーダー昇格。 主に宿泊施設及び宿泊・観光関連企業のWebマーケティングおよびデジタルマーケティングを専門とし、80%以上の高稼働施設を数多く実現している。 100億を超える旅館や大手ホテルへのコンサルティングも実施。現在では30施設近くWeb×デジタルの領域で集客戦略およびデジタルマーケティング、BI構築による業績・顧客分析なども行っている。 新規出店や第二本業における宿泊業参入のコンサルティングにも従事している。

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