閑散期の集客対策とは?

2019年9月10日

みなさま、こんにちは。
船井総合研究所の新井です。

忙しかった8月が終わり、もう間もなく紅葉のシーズンがやってまいります。
みなさまは、秋に向けた準備は進んでおりますでしょうか。

今年は例年よりも、GWとお盆休みと長い連休が続いたため、
閑散期の集客に伸び悩んでいるという声を多く聞きます。

休暇は伸びても、所得は増えていないという現状があり、
お客様から選ばれる要素を作り出せているかが、集客の要となってきております。

マスメディアでも、コンセプトホテルの特集が組まれており、
泊まる以外の価値に注目が集まってきております。

GW後の閑散期やお盆以降の閑散期での動きを見てみると、
集客が伸び悩んでいたところと、集客がうまくいっていた施設に分かれていました。

では、集客を落とさない施設はどんな取り組みをしていたか。
大きく2つに分類されます。
・新規客にアプローチし、集客できていたか。
・リピート客へのアプローチをしており、集客に繋げていたか。

当たり前のことと感じられるかもしれませんが、
こちらをしっかり準備し取り組まれていた施設様が、
閑散期でも集客がうまくいっておられました。

みなさまはいかがでしたでしょうか。

実際にお客様にお伺いする中でよく聞くこととして、
・現場の業務に追われてしまい、次の施策が中々準備できていない
・業務自体が属人的になってしまい、業務分担が出来ず施策を進められない
・うまくいっている施策があれば知りたいが、中々良い施策を知る機会がない
など、現場における課題や情報による課題を感じられている方が多くいらっしゃいました。
もし、上記に少しでも該当するなと感じられた方、ご安心ください。

今回のコラムでは、
今すぐできる新規客集客の成功事例と施策を特別にご紹介いたします。

まずは、新規客集客の成功事例をご紹介いたします。
大きな柱としては2点。
①インバウンド集客を実施し、平日稼働アップ
②催事利用の訴求で、平日稼働アップ
どちらも、現在の利用者とは違う層に対して積極的にアプローチする手法になります。

①インバウンド集客に関して
こちらは、来月10月4日(金)東京にてセミナーがございますので、
詳細が気になる方はこちらにご参加くださいませ。
https://sem.leisure-business.net/seminar/051106/

今すぐできる施策としては、
Step1 自社の商圏に良く来られる国、地域の方を明確にすること。
⇒伸びている地域を見つけることがスタートです。
Step2 伸びている地域に合わせた予約チャネルを用い、販促をかけること。
⇒伸びている地域をさらに伸ばし、集客の最大化を目指します。
上記のステップで取り組み、実際に今までインバウンド集客がほとんどなかった施設であっても、インバウンド集客の数が増えてきております。
その他、具体策についてはセミナーへご参加ください。

②催事利用促進による集客に関して
既に取り組まれている施設様も多くいらっしゃるとは思いますが、
お祝い事をしたいと検討しているお客様に対して、
WEBを用いて、旅館・ホテルの空間利用を促す方法です。

実際に取り組まれた施設様では、
稼働率が昨年比101%成長、組単価では7,000円アップを実現しております。

集客用の専用ページを用意し、
検索サイト上で、『お祝い×地名』で検索されている方に向けてアプローチをする手法です。

今回は新規集客の施策を特別に2点をご紹介させていただきました。

上記の取り組みは、弊社お付き合い先から出てきている事例でございます。
是非、今後の経営に活かしていただきたく存じます。

また、冒頭にも触れましたが現在、
宿泊体験だけではない価値提供をしている旅館・ホテルが集客を伸ばしております。

そのため、よりみなさまにも成功事例企業の取り組みをご紹介できるように、
弊社では、クリニックという形で、好調な施設に触れ、その裏にある戦略や施策についてをご案内する機会を設けております。

地域の魅力を活かした経営をおこなうにはどのようにして取り組んだら良いか。
また、再度お客様を呼び込むための仕掛けとしてどのようなものを用意しているのか、
こちらを知れる機会がなんと10月8日に開催されます。

・経営戦略立案で迷っている
・何か新しい施策をと考えている

今回は地域創生による集客に尽力された雪国観光圏の仕掛人、
株式会社 いせん 代表取締役 井口 智裕 氏が展開する、
HATAGO井仙と10月7日グランドオープン予定のryugonの2施設に伺い、
集客戦略はもちろんの事、ブランドコンセプトづくりや地域創生の事例の収集など、
今後の経営に活かせる情報盛りだくさんのツアーになります。

経営者仲間を増やす機会として、
また、後継者育成のための勉強の機会としても活かしていただくことが可能です。

お客様から選ばれる施設となるために、活用してみてはいかがでしょうか。
みなさまのご参加お待ちしております。

無料レポートダウンロードはこちら

自社はできてる?インバウンド強化の時代に実施しておきたい 『受入れ体制チェックリスト50』
https://lp.funaisoken.co.jp/mt/leisure-business/ryokan-dl02.html

著者プロフィール

新井 隼(Jun Arai)

入社後船井グループ子会社へ出向し、ITコンサルティング業に携わり、システムや販促ツールの導入から現場定着までの活用支援を学ぶ。現在は、地域の魅力を発信する観光業をもっと盛り上げたいという想いで、旅館・ホテルといった観光業のコンサルティングに従事。生産性向上に向けた業務棚卸とITツールの現場活用サポートを得意とする。

新井 隼コンサルタント紹介ページ

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