旅館から地域創生しませんか?

2019年6月17日

こんにちは。船井総研の甘利です。最近は売店のプライベートブランド商品づくりで駆け回ってます。さて、タイトルで驚かれたかと思いますが本気です。今日は何故旅館で地域創生なのかをお伝えできればと思います。

 まず旅館は今、生まれ変わらないと勝ち残るか負けてしまうという岐路に立たされています。それはホテルや民泊などの乱立によるものです。旅館の歴史は宿坊からです。修行者の方にお寺がおもてなしをするスタイルでした。そして木賃宿でセルフサービススタイルへ、さらに旅籠の1泊2食スタイルへと進化しました。そして次は多様化に柔軟に対応できるかどうかが勝ち残りの鍵となります。どうしても1泊2日スタイルが抜けきれない旅館はOTAなどに依存したままで変化がなかなか出来ないです。

そんな中、1泊2食スタイルの旅館の常識を変えて地域で集客するスタイルを築き上げたのがHATAGO井仙さまです。元々はスキー客に頼っていた経営スタイルを一新し、さらに全部屋違う形へとリフォームしました。1泊2食のこだわりもお客様に選ばせるスタイルを選択して地域がお互いに潤い、地域の魅力・資源を活かして集客する雪国観光圏を創設。雪国の文化にも触れてもらい思い出も持って帰ってもらう。地域の食材を活かした食事はもちろん、お土産もこだわる。

そういった常識を覆す変革があったからこそスキー客依存から脱却して大変貌をとげました。旅館では当たり前の布団敷きと布団上げ。でもお客様の立場からすると嫌な方もいる。仲居さんへの心づけの習慣も考えてみれば日本はチップ制ではないのです。しかしながら、この昔ながらの流れが旅館業界を支えてきたのは事実です。そして私はおもてなしの原点は旅館にありと思っております。お客様に言われなくても空気を読んで率先して提案接客をするのが旅館だからです。

 どうしても人は昔ながらの流れを守りたがります。それは楽だからです。今はお客様の趣味・思考は変わっています。そこで旅館も変わらなければならない。世の中はモノ消費からコト消費へと変化しています。つまり体験です。旅館に来て食事して泊まるだけのスタイルから旅館が過ごし方提案をきちんとしなくてはいけません。

そこで地域の資源・魅力を活かしながら過ごし方提案や思い出作りをするのです。私が現在力を入れているのはお土産です。食品はもちろん大事で地域の資源を活かせば簡単にできるのですが、実はお土産ではモノにこだわっています。それは手に残りそれを見れば旅館での楽しい思い出が思い出しやすくなるからです。それがきっかけでリピートする可能性が高まるのです。そしてお土産もやってはならないのが昔ながらの開発です。〇〇へ行ってきましたみたいなお菓子は山ほど見たことがあるでしょう。そんなOEM(相手先ブランド製造)依存だからこそオリジナルが生まれずお土産も魅力がなくなり買わなくなるのです。そして体験からのお土産の流れが最もお客様の記憶に残ります。そして良い体験ほど口コミで広がるのです。

こういった売店でのお土産改革も地方創生です。地域の文化・魅力・資源を活かすのです。具体的なやり方などをHATAGO井仙の井口社長と一緒にセミナーでお伝えできればと思っております。7月18日(木)弊社五反田事務所にて行います。

https://sem.leisure-business.net/seminar/047558/

是非ご参加お待ちしております。皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。

コンサルタントコラム

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