Q.競合ホテルと差別化するための独自ブランディングの手法は?

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執筆者船井総研ホテル・レジャー総合
コラムテーマ経営課題FAQ
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A.安売り体質から脱却し、「小規模×高単価」のコンパクトリゾートへ業態変更することが有効です。客室数を抑えて人件費を削りつつ、食材やリネン等への原価投入で高品質化を図り、捻出した資金をWeb等の販促費へ投じることで、単価向上と高口コミ・高利益率を実現できます。

競合ホテルと差別化する「小規模×高単価」の独自ブランディング

物価高騰や人手不足が続く中、コンセプトが曖昧なまま価格競争や割引頼みの集客を続けると、自社のブランディングが崩れて経営が困窮します。

競合施設との差別化を図り、持続可能な高収益体制を構築するための手法として、客室数を抑えて満足度と単価を極限まで高める「コンパクトリゾート戦略」が注目されています。

【成功事例】12室から6室への変更で「売上2倍・営業利益3.5倍」を達成

施設の老朽化や需要変化に対応するため、客室数を半分にする大規模リニューアルを実施し、業績を飛躍的に向上させた成功要因です。

① 客室数を減らし単価を4倍以上に設定

あえて客室数を絞り込んで価値と希少性を高め、1人あたりの宿泊単価を大幅に引き上げる高価格帯(高級路線)へと切り替えます。

② 食材やリネン等の「原価」にこだわり高評価を獲得

提供する料理の質や寝具・タオル類などの原価に投資を集中させることで顧客体験を高め、高評価な口コミや高い満足度を獲得します。

③ 人件費の削減と「販促費」への集中投資

客室数を減らすことで日々の業務負荷と人件費を抑制します。削減したコストをWeb広告やSNS、HPなどの集客施策(販促費)へ回すことで、高単価でも予約が埋まる強いブランド集客力を生み出します。

時代遅れの施設から「高生産性・高モチベーション」の宿へ

事前に明確なコンセプト、収支計画、販促計画を組み上げることで、有名温泉地や人気観光地以外の立地であっても大きな成功を収めることが可能です。

「小規模×高単価」モデルの導入は、売上・利益の最大化だけでなく、従業員が誇りを持って働ける魅力的な職場環境づくりにも直結します。

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執筆者 : 船井総研ホテル・レジャー総合

ホテル・レジャー業界に特化した経営コンサルティングを行っております。コンサルティング事業で培ってきた成功モデルを武器に、ほぼすべての業種・テーマをカバーしております。経営に関するお悩みを幅広く解決いたしますので、是非お気軽にご相談ください。