Q.ホテルの業務生産性を向上させ利益率を底上げする手法は?

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執筆者船井総研ホテル・レジャー総合
コラムテーマ経営課題FAQ
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A.「業務の引き算」で時間を創出し、その時間を収益活動へ振り分ける手法が有効です。清掃やフロント業務をマニュアル化・標準化してムダを短縮し、生まれた時間を客室販売準備やOTAの在庫調整に充てることで、人員を減らさずに販売可能客室数と売上・利益率を大幅に向上させることができます。

ホテルの業務生産性を向上させ利益率を底上げする手法

現場に潜む「見えないムダな業務」こそが、スタッフの疲弊を生み、結果的に「売れる客室を売れない状況」を作り出している最大の原因です。

生産性を向上させるカギは、高額なIT投資ではなく、「ムダな業務の引き算」と、「創出した時間を『売上を生む活動』へ戦略的に振り分ける仕組みづくり」にあります。

人員の削減を目的とするのではなく、今いるスタッフの力を最大限に活かし、お客様に提供したい価値が最も効率良く提供できるよう「サービスを支える裏側の仕組み」を設計し直すことが重要です。

【現場成功事例】今いる人員のまま売上1.5倍を実現したメカニズム

①「業務の分解と引き算」による時間の創出

● 清掃業務の標準化
清掃工程を、最も早い人・クオリティが高い人を基準に徹底的に「見える化」し、マニュアル化。その結果、客室清掃時間が平均で15%以上短縮されました。

● フロント業務の効率化
チェックイン時の煩雑な手順を、お客様満足度を下げない範囲で「やらないこと」を決め、業務を標準化。作業書を作成し、日々の引継ぎ業務時間が50%削減されました。

② 創出時間の「収益活動」への戦略的振り分け

● 収益に直結する業務への集中
削減できた時間を、「手が回らず売れていなかった客室の販売準備」「OTAへの情報更新や戦略的な在庫調整」といった業務に集中的に充当しました。

● 機会損失の防止と売上拡大
これにより、今いる人員数は変えずに販売可能な客室数(=売上機会)が飛躍的に増加し、結果として売上1.5倍という成果に繋がりました。

再現性の高い「現場の再設計術」で利益を変える

「サービスの質を維持するために、やむを得ず客室を売るのを止めている」という状況は、現場の仕組みを整えることで解決可能です。

人件費高騰時代において、今いる人員で成果を最大化するこのノウハウは、貴社の増収・利益率向上における強力な切り札となります。

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執筆者 : 船井総研ホテル・レジャー総合

ホテル・レジャー業界に特化した経営コンサルティングを行っております。コンサルティング事業で培ってきた成功モデルを武器に、ほぼすべての業種・テーマをカバーしております。経営に関するお悩みを幅広く解決いたしますので、是非お気軽にご相談ください。